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【思考をキレイにする旅の仕方(238)】「豊か」だと思う時間を増やすこと

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「幸せな人生を送るには、どうしたらいいか考えてしまって……なんだと思う?」

 

「勝ち組」や「負け組」を口にしていた方が、そんなことを言い始めたのでびっくりしました。

 

どうやら大病を患い、価値観がガラリと変わり、

 

幸せはお金や出世だけではないことに気づいたらしい。

 

大きな災害に遭遇したり、今回のコロナ禍の経験した後、

 

似たようなことをおっしゃる方がいらっしゃいます。

 

 

 

幸せな人生とは、その人にとって「豊か」だと思う時間を増やすことだと私は思っています。

 

あくまで私の場合ですが。

 

 

それは旅が教えてくれました。

 

大衆食堂で、白飯のおいしさに舌鼓をうち、

 

防波堤に座って海の波を眺めながら、ゆらぎを感じ、

 

散歩の途中で出会った高齢者と笑い合い、

 

酒を飲みながら、風を味わって、

 

星を眺めながら、考えを巡らせる……

 

そうした「豊かな時間」に気づかせてくれたんですよね。

 

 

これが身につくと、普段の日常生活も変わります。

 

実は「豊かな時間」があふれているのですが、気づいていないだけ。

 

私なんて、最近、マクドナルドのあつあつポテトをつまむ瞬間さえも

 

「豊かだなぁ」と感じるくらいですから。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/


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