ニューヨークの風物詩! 各ブランドショップやデパートのショーウィンドウには、この時期ならではのスペシャルディスプレイが登場♪
なかでもミッドタウンの5番街周辺は、お店のショー・ウィンドウに毎年恒例の「ホリデー・ウィンドウ」(Holiday Window)と呼ばれる特別展示が登場。上の写真は、今年日本で映画公開もされた、ニューヨークを代表する”魔法のデパート”、バーグドルフ・グッドマン(Bergdorf Goodman)のホリデー・ウィンドウ。
デパートのショー・ウィンドウというよりも、もはや美術館やギャラリーに展示されてるアート作品のよう! またそれぞれのお店の特色やブランド・イメージを反映した内容になっているのも面白い。
ちょっとずつ、ミッドタウンの5番街周辺の「ホリデー・ウィンドウ」の様子をご紹介♪
まず、バーニーズ・ニューヨーク(Barneys New York)本店前。
これは、バーニーズでオリジナル商品を販売することになったJAY-Zほか複数の方々と、グローバル・ヴィジュアル・テクノロジー企業の「クリスティ(Christie)」のコラボ作品だそう。こういう完全にアート化しちゃうトレンドも興味深い。
こちらは、55~56丁目間にある高級デパート、ヘンリー・ベンデル(Henri Bendel)前から。なんと今年は、故アル・ハーシュフェルド(Al Hirschfeld)のマンガ(風刺画)のキャラクターを三次元化してディスプレイに?!
いくら有名とはいえ、高級デパートの、1年に一度の大注目のホリデーウィンドウを、「マンガ」が飾る時代になったというのは驚き!
同じく5番街にあるグッチ(GUCCI)が、日本生まれの人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』とか、フェラガモ(Salvatore Ferragamo)でも創業者さんのコミック版の伝記などをショー・ウィンドウにディスプレイするなど、ここ最近はマンガと高級ブランドのコラボは増えていて、近年のトレンドのひとつになっている。
ラストはお馴染み、サックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue)本店前。
近年、ここのホリデーウィンドウは、雪だるまや雪の結晶が主人公の子ども向けの絵本のストーリーをもとに作られていて、安心して見れる可愛さが特徴。今年は、イエティ(Yeti、雪男)くんのストーリー。
とにかくお店によって個性がさまざまで、まるでディスプレイ・クリエイターたちのアイデア見本市のようなホリデーウィンドウ。年明け1~2週間くらいまでは展示されているようなので、この時期NYに行くことがあれば、ぜひチェックを♪
cooperation & photo; りばてぃ
*profile*
ニューヨーク在住の有名ブロガーでマーケティング・コンサルタント。
ニューヨークならではの最新トレンドや興味深い事象を、独自の視点で綴るブログ「ニューヨークの遊び方」の作者。
2013/12/27| TAGS:
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