ツッコミどころ満載だけど、そんなことはどうでもよくなるくらい面白い。
インド映画の話です。「RRR」を拝見しました。
初めてインド映画に出会ったのは雑誌の編集長時代でした。
映画の主人公なみにキャラクターの濃い映画配給会社の男性が「ムトゥ 踊るマハラジャ」を売り込みにいらっしゃったのです。
「やりましょう!2ページ見開きで!!」
と返答してしまいました。
ちょうどページが開いていて困っていたのです……とは言わなかったけれど。
「女性ファッション誌でインド映画はありえないでしょ!何、考えてるんすか?」
その後、編集部の女性陣からはブーイング。
結局、押し通してしまいました。
それでも映画は大ヒット。
残念ながら、私が編集長をしていた雑誌の影響ではないけれど。
「RRR」が日本公開のインド映画興行収入1位だった「ムトゥ 踊るマハラジャ」を超えたニュースを拝見して思い出したのです。
世界一周の際、インド滞在中も、何度か映画館へ足を運びました。
都市部デリーで拝見したからかもしていないけれど、
テレビで報じられるような客席で踊りまくったり、叫びまくったりする光景は見られませんでした。
たいていインド映画は3時間程度の長い作品が多く、現地では途中で休憩が入ります。
休憩中に売店で「ベジバーガー(カレーコロッケが入ったハンバーガーみたいな物)」を食べるんですよね。
これが美味しいんです。
ツジツマとかどうでもいいじゃん。
踊っちゃえばいいんだって。
アカデミー賞?カンヌ映画祭?何それ?
笑って泣いて、あぁ楽しかったでいいんだって。
そう思わせてくれるのがインド映画なのです。<text:イシコ>
2023/03/04| TAGS: lifestyle
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