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インド映画はいかがですか?

【思考をキレイにする旅の仕方(357)】インド映画はいかがですか?

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ツッコミどころ満載だけど、そんなことはどうでもよくなるくらい面白い。

 

インド映画の話です。「RRR」を拝見しました。

 

 

初めてインド映画に出会ったのは雑誌の編集長時代でした。

 

映画の主人公なみにキャラクターの濃い映画配給会社の男性が「ムトゥ 踊るマハラジャ」を売り込みにいらっしゃったのです。

 

「やりましょう!2ページ見開きで!!」

 

と返答してしまいました。

 

ちょうどページが開いていて困っていたのです……とは言わなかったけれど。

 

「女性ファッション誌でインド映画はありえないでしょ!何、考えてるんすか?」

 

その後、編集部の女性陣からはブーイング。

 

結局、押し通してしまいました。

 

 

それでも映画は大ヒット。

 

残念ながら、私が編集長をしていた雑誌の影響ではないけれど。

 

「RRR」が日本公開のインド映画興行収入1位だった「ムトゥ 踊るマハラジャ」を超えたニュースを拝見して思い出したのです。

 

 

世界一周の際、インド滞在中も、何度か映画館へ足を運びました。

 

都市部デリーで拝見したからかもしていないけれど、

 

テレビで報じられるような客席で踊りまくったり、叫びまくったりする光景は見られませんでした。

 

 

たいていインド映画は3時間程度の長い作品が多く、現地では途中で休憩が入ります。

 

休憩中に売店で「ベジバーガー(カレーコロッケが入ったハンバーガーみたいな物)」を食べるんですよね。

 

これが美味しいんです。

 

 

ツジツマとかどうでもいいじゃん。

 

踊っちゃえばいいんだって。

 

アカデミー賞?カンヌ映画祭?何それ?

 

笑って泣いて、あぁ楽しかったでいいんだって。

 

そう思わせてくれるのがインド映画なのです。<text:イシコ


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