ホテルディナーを満喫するなら【新宿プリンスホテル】25階にある「和風ダイニング&バー FUGA(風雅)」がおすすめです。進化したモダンな和食に採り入れた洋のスピリットは驚きいっぱいの味わい。他では味わうことのできない美味しい料理を堪能できます。
|一皿ごとに驚きがあるコースディナーを満喫
和風ダイニング&バー FUGA(風雅)では、1人1万円以内で楽しめるコースも用意されるうえ、創意工夫が凝らされた美味しい料理の連続。今回は、冷製と温製の魚料理や、肉料理、ご飯、デザートなどがそれぞれ数種類ずつ用意され、好みで選べる“プリフィックススタイル”のディナーコースをいただきました(2023年3月のコースを紹介します)。
▲ホテル25階にある和風ダイニング&バー FUGA(風雅)
▲ホテル最上階から眺望も楽しめるディナータイム <画像提供:新宿プリンスホテル>
乾杯はシャンパンで。おすすめは1795年に創業したシャンパーニュメゾン「パイパー・エドシック」。マリー・アントワネットに献上された事でも知られ、カンヌ国際映画祭やアカデミー賞でも公式採用される名門です。
▲乾杯のシャンパンは「パイパー・エドシック」。爽やかでキレのある辛口は、美味しいディナーの始まりにふさわしい一杯でした
“素材の恵み”という表題のついた前菜は、「カリフラワーと甘酒のポタージュ」。カリフラワーを使ったポタージュスープは珍しく、コースの期待が高まる一品です。発酵食材としても優れた甘酒のおかげで、優しい甘味と味の奥行きをプラス。コース料理全体への期待が高まる、始まりのひと品です。
▲前菜は「カリフラワーと甘酒のポタージュ」
スタッフがおすすめのシグネチャーカクテルは「マティーニ with 蓬(よもぎ)」。ジンとよもぎのリキュールを使い、鈍色のスチールグラスはクールで特別感いっぱい。やや強めのマティーニですが、試す価値ありの一杯です。
▲シグネチャーカクテル「マティーニ with 蓬(よもぎ)」
華やかなオレンジ色と紫蘇の紫使いがキレイな「コスモポリタン with 紫蘇(しそ)」は、紫蘇のリキュールを使ったウォッカベースで、グラスのフチに赤紫蘇をまとわせた和風カクテルです。
▲紫蘇の風味や、甘い中に塩味がアクセントになる飲みやすいカクテル「コスモポリタン with 紫蘇(しそ)」
3種類から1皿を選べる前菜の冷製魚介料理には“海の恵み”という名前がついています。今回は2人で1皿ずつ「かんぱちのカルパッチョ」と「漬け鮪 白身魚のお造り」を選びました。3品目はプラス料金の「お造りの盛り合わせ」です。
脂ののったかんぱちに、鰹出汁と昆布のソースがかかる和風のカルパッチョ。濃いロイヤルブルーに金をあしらったヨーロッパ風のお皿には、サラダやエディブルフラワーも盛りつけられ、和の味と洋の雰囲気が重なる趣向です。
▲3種類の魚介料理から選んだ「かんぱちのカルパッチョ」
“海の恵み”「漬け鮪 白身魚のお造り」は、醤油、みりん、お酒に漬けた脂ののった鮪と、青胡椒のドレッシングでいただく鯛のお造り。野菜をアクセントにいただきながら、ふたつの味つけを楽しめます。
▲2種類の味を楽しむ「漬け鮪 白身魚のお造り」
温製の魚介料理“火の恵み”も3種類から1皿を選ぶプリフィックススタイル。「真鯛のアクアパッツァ」と「鰆の蕗味噌焼き」、追加料理で選べる「ロブスター和風テルミドール」を用意します。
「真鯛のアクアパッツァ」は、鯛とアサリを白ワインで煮込み、素材の美味しさを活かしたシンプルな味つけ。魚介の旨味をスープでたっぷり味わえます。
▲プリフィックススタイルの温製魚介料理「真鯛のアクアパッツァ」
“テルミドール”は、エビの半身にクリームソースを塗って焼き上げたフランス料理。濃厚な味の大きなロブスターに、雲丹をつかったソースは旨味十分。奥深い味わいの、食べ応えのある逸品です。
▲「ロブスター和風テルミドール」
一度は試しておきたい日本酒が、プリンスホテルのオリジナル「あさぎ 純米吟醸」。プリンスホテルズ&リゾーツが運営する新潟県南魚沼市にある「六日町 八海山スキー場」の水源から採取した天然の超軟水“南魚沼のおいしい湧き水”を使い、名酒「八海山」で知られる八海醸造とコラボ。香りのいい、淡麗辛口のすっきりと飲みやすいお酒に仕上げています。
▲お酒好きは試しておきたいプリンスホテルオリジナルの「あさぎ 純米吟醸」
メインディッシュは肉料理の鉄板焼きで、こちらも4種類から1皿を選択。「国産牛サーロイン鉄板焼き」や「ラムチョップ鉄板焼き」のほか、追加料金でいただける「和牛サーロイン鉄板焼き」と「米沢牛サーロイン鉄板焼き」を用意します。
「和牛サーロイン鉄板焼き」は、厚切りの和牛に、ヒマラヤ塩、燻製醤油、本わさびの3種の味でいただきます。初めは和牛の美味しさをダイレクトに感じられる塩味でいただくのがおすすめ。次に風味のいい燻製醤油やおろしたての本わさびで味変。燻製醤油は肉の旨味が倍増して、強く印象に残る味でした。
▲4種類の鉄板焼きのうち「和牛サーロイン鉄板焼き」をいただきました
“風雅の締め”と名付けられた締めのご飯も「炊き込みご飯」や「焼きおにぎり茶づけ」、追加料金でいただく「握り寿司5貫」から選べます。
驚くことに、ちりめん山椒やパルメザンチーズを使った焼きおにぎりは風味豊か。そこへ香りが広がるホテルオリジナルの鰹出汁が注がれ、和と洋が融合する焼きおにぎりの香ばしさを、最高の〆として楽しみました。
▲締めのご飯は和洋の風味が食慾を目覚めさせる「焼きおにぎり茶づけ」
デザートの“果実の恵み”も「和風アフォガード」、「風雅プリンアラモード」、「ワッフルとストロベリーアイス」から選べます。
▲追加料金で選べるデザート「ワッフルとストロベリーアイス」
プリフィックススタイルのコースディナーは、前菜と魚料理、メインディッシュの肉料理など、2〜3種類を選べるのが一般的ですが、こちらは前菜をのぞくほぼ全ての料理で選択ができました。シェアすれば多彩な味を楽しめるのもお得な気分です。カクテルも、それぞれの料理に合わせてみたいですね。
|和洋のブッフェ朝食は多彩な味が自慢!
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2023/05/12| TAGS: lifestyle
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