2023年7月26日にオープンしたばかりの最新ホテル【天然温泉 淡雪の湯 ドーミーイン青森】。地元のグルメを網羅した美味しい朝食ビュッフェはもちろん、広々とした温泉大浴場や露天風呂に加え、ホテルでは珍しく、セルフロウリュができるサウナを男女共に備えます。青森で、ホテルステイを満喫したい方におすすめです。
|青森の中心街にあるホテル
駅からはメインストリート「新町通り」のアーケードをまっすぐ歩くとホテルに到着。屋根があるので雨や雪の日でも便利です。青森空港からはリムジンバスで「県庁通り」バス停で下車して徒歩2分。8月初旬に開催されるねぶた祭りでは、ホテルの前がねぶたの運行ルートになる好立地です。
▲青森駅から徒歩10分。車高2.05mまでの立体駐車場を72台分用意。先着順で、15時から翌日11時まで¥1,000です
周辺には飲食店も多く、デパ地下のある「さくら野百貨店」や2023年春にオープンしたショッピングモール「THREE(スリー)」も近くです。
▲ホテルのフロントは4階です
チェックインしたら、ロビーに用意されたウェルカムドリンクの青森りんごジュースでしばし休憩。
▲広々としたロビーは、アート作品が置かれた高原リゾート風
|おすすめの客室は「デラックスツイン」
客室は6タイプ194部屋で、ダブル、キング、ツインルームのほかに、ユニバーサルルームを用意。ここでは最も広いデラックスツインと、連泊にも便利なレジデンシャルシングルを紹介します。
▲30.60平米から32.92平米の「デラックスツイン」 <画像提供:ドーミーイン青森>
「デラックスツイン」は最大3名まで宿泊可能なゆったりした客室です。大型テレビがリビングとベッドルームを仕切っていて、コンパクトなスイートルームといった間取りが魅力的。テレビが回転するので、どちらの部屋からでも観られます。
▲「デラックスツイン」には、120cm幅のベッドを2台設置
▲バス・洗面・トイレが完全に独立しているのはこの部屋のみ
大浴場があるため、客室は基本的にシャワーブースのみになりますが、「デラックスツイン」は洗面スペースにゆとりがあって使い勝手がよかったです。さらにこの客室にはリファのドライヤーも常備しています。
|滞在型のシングルルーム
13.99平米から14.41平米の「レジデンシャルシングル」は連泊や長期滞在にたいへん便利。収納スペースが多く、電子レンジや中型の冷蔵庫を常備します。
▲最もロープライスな「レジデンシャルシングル」。1泊1名からでもリーズナブルに利用できます
▲長期の滞在やちょっとした食事に便利な中型冷蔵庫と電子レンジを設置
▲収納スペースが豊富
テレビやデスクもコンパクトに配置し、天井付近まで収納スペースを設けるなど、荷物が多くても余裕をもって整理できます。
|温泉大浴場にはロウリュができるサウナまで用意
ホテル最上階の13階には、黒石市の天然温泉「追子野木温泉」からの運び湯が投入された大浴場を備えます。ねぶた師が造ったねぶたが飾られ、眺めのいい湯上り処やマッサージ機も用意します。
▲大浴場のある13階でエレベーターを降りると、ねぶたがお出迎え
女性初のねぶた師として有名な北村麻子氏が、ドーミーイン青森のために作ったねぶたが飾られ、煌びやかな楽しい雰囲気です。ホテルのマスコット、ドーミーいんこもハネト(ねぶた祭の踊り子)の衣装で登場します。
▲通路には奥入瀬渓流をイメージした奥入瀬ねぶたが飾られ、奥には真っ赤な金魚ねぶたも
▲女湯大浴場
内風呂には温泉の湯船と水風呂を用意。薄い茶褐色のアルカリ性単純泉は、ヌルリとしていて温泉気分たっぷりです。水風呂は深さ90cmと深く、水温12度ほどの強冷水風呂。サウナの熱気が一瞬で冷える、気持ちのいい水風呂でした。
▲女湯だけの仕掛け
外から見えないように目隠された女湯は、景色が見えないのが残念に思う方のために、内湯と露天風呂の壁に隠し窓を設けました。窓を持ち上げると、三角形をした青森県観光物産館「アスパム」が見えます。
▲露天風呂は男女とも似た作り
露天風呂の湯船には真湯が投入され、ふたつの壺湯も置かれます。サウナ利用者のために、ととのい椅子も用意され、外気浴を楽しめました。
▲ドライサウナは男女とも95度の高温。男湯のサウナにはテレビを備えます
▲サウナストーンにドーミーいんこが
ホテルではとても珍しく、セルフロウリュを楽しめるのも高ポイント。アロマ水を2杯サウナストーンにかけると、いい香りとともに熱い蒸気が発生。急激に熱くなるので、他の方がいるときは一声かけてから楽しみましょう。
▲脱衣場のドライヤーはパナソニックの最新モデル
ドライヤーは男女ともパナソニックのナノケアドライヤーとリファを用意。最新式のナノケアドライヤーは顔にも使える優れもの。さらに、男女とも脱衣場にランドリーがあるので、入浴中に洗濯ができて便利です。
▲景色を見ながらのんびり過ごせる湯上り処
青森は頭文字の「A推し」の街。湯上がり処からは陸奥湾を背景に、「アスパム」や青森ベイブリッジなど、Aの形をしたランドマークを見渡せます。アイスキャンディのほか、翌朝は乳酸菌飲料も用意され、お風呂の後にぜひ立ち寄りたいスポットです。
|とってもうれしい無料の夜鳴きそば
ドーミーイン名物といえば、無料で食べられる夜鳴きそば。毎晩21時30分から23時まで4階のレストラン「Hatago」でいただけます。特製の醤油味は、コクがあるのにあっさり。これを楽しみに、リピーターになる方も多いのだとか。
▲夜のお楽しみ「夜鳴きそば」
|朝食で青森のご当地グルメを満喫
八戸のせんべい汁を筆頭に、B級グルメ王国の青森県。美味しいご当地グルメが並ぶ朝食バイキングは外せません。地元料理を網羅できる朝食です。
▲4階にあるレストラン「Hatago」
ボックス席やカウンター席など、席数が多い朝食会場。
▲広々としたビュッフェ台
好きな海鮮を盛り放題の「めったら丼」や、いがめんち、ねぶた漬けなど青森グルメが並びます。
▲陸奥湾のホタテを使ったカルパッチョや、県産のメロンやリンゴなどフルーツも豊富
▲弘前の郷土料理でイカの足をメンチにした「いがめんち」を筆頭に、帆立フライ、エビフライなど、ボリュームも十分
注目メニューは、青森でもっとも人気がある焼き肉のたれ「スタミナ源 たれ」を使った豚バラ炒め。製造元の上北農産加工が自社醸造した醤油に加え、県産のリンゴやニンニクを使った青森の味です。
▲「スタミナ源 たれの豚バラ炒め」
フライや海鮮丼など帆立はすべて陸奥湾産。弘前グルメのいがめんち、八戸のせんべい汁、十三湖産のしじみを使ったお味噌汁も美味しかったです。ヨーグルトや牛乳も県産なので、青森の多彩な味を楽しめます。
▲サラダやソーセージなどの定番料理も豊富ですが、今回は青森グルメを中心にいただきました
「めったら」は津軽弁で「美味しそう」という意味。人気の海鮮丼は、青森の味が楽しめる「めったら丼」。帆立やマグロ、ねぶた漬、さらに県産長いものとろろなどをセルフでトッピング。ご飯も青森のブランド米「青天の霹靂」で、りんご醤油も用意します。陸奥湾産のホタテが新鮮で、ふわりとした食感に甘味がありました。
▲たっぷりの帆立は青森でしかいただけない美味しさ「めったら丼」
個人的にドはまりしたのが「大間漬」。マグロ漁で有名な下北半島最北端の町、大間の海で採れた昆布の漬物です。栄養満点で驚くほど粘りが強く、コクのある味付けにさりげないワサビ風味で、ご飯が進みます。
▲必ず試しておきたいご飯のお供「大間漬(わさび風味)」
「りんごのすり流し」はシロップ漬けのりんごと100%のリンゴジュースを使った果肉感たっぷりのデザート。「津軽びいどろ」の器は、ねぶた祭りの鮮やかな色彩をイメージしたNEBUTAシリーズ。青森の想い出にしたい一皿です。
▲青森県産りんごのすり流し
青森の味を満喫できる朝食をはじめ、温泉大浴場や、セルフロウリュができるサウナなど、楽しみが盛りだくさんの【天然温泉 淡雪の湯 ドーミーイン青森】。ホテルステイを思う存分満喫してみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:天然温泉 淡雪の湯 ドーミーイン青森 https://www.hotespa.net/hotels/aomori/>
2023/09/07| TAGS: lifestyle
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