lifestyleライフスタイル

【思考をキレイにする旅の仕方(401)】馴染みのある街も歴史を調べると違った街に見えることがあります

Twitter
LINEで送る

大好きな渋谷の街は再開発工事が進行中です。

 

今は上京する度、電車の乗り換えで迷うことが多いけどね。

 

 

録画の整理をしがてら、昨年の朝の連続テレビ小説「らんまん」を拝見していると、

 

主人公の寿恵子が店選びで渋谷の物件を見ていたシーンが出てきました。

 

明治時代、まだ、渋谷が宮益坂と道玄坂くらいにしか町並みがない農村地帯の頃の話です。

 

農作業者向けに居酒屋を開く店主から、「ここ(渋谷)は止めた方がいい」と言われていました。

 

 

以前、渋谷の歴史を調べたことがあります。

 

渋谷の町はドラマのように農村からどんどん変わっていき、円山町あたりは花街の中心になりました。

 

 

昭和に入ると、渋谷の街の発展は加速していきます。

 

岐阜県のダム建設で立ち退いた方々が移住して、形成していったホテル街、

 

渋谷駅前の東横百貨店と玉電ビルの屋上をつないでいた空中ケーブルカー、

 

北島三郎さんが流しをしていたのんべい横丁、

 

戦後、ガード下のピロシキ売りから始まったロシア料理の名店「ロゴスキー」、

 

全共闘が隠れるために利用していたこともある百軒店(ひゃっけんだな)の名曲喫茶「ライオン」……

 

次に渋谷に行った時、今までと違った視点が現れました。

 

大好きな街の歴史の旅を調べていくと、また違った街に見えるものですね。<text:イシコ


border