パリ5区に新しくオープンしたのは、お茶専門ブティック&ティーサロン「A l’heure du Thé(ア・ルール・デュ・テ)」。紅茶・日本茶・中国茶を扱うこちらのショップ、日本での紹介は今回が初めてだとか! このカフェで頂けるお茶は、玄米茶(5.5ユーロ=約550円)、玉露(9.5ユーロ=約950円)、煎茶(5.5ユーロ=約550円)ほか、ほうじ茶、ゆず煎茶など種類もかなり豊富。(2012/5/24現在1ユーロ=100円にて換算)
『お茶の時間は暮らしに欠かせない大切なひととき』と語るのは、フランス人オーナーのソフィさん。お菓子も一緒に楽しめる、まるで自宅にいるようなくつろぎの空間を提供している。お茶というと「和」のテイストを意識したお店も見られる中、こちらのサロンにはそこかしこにパリのエスプリが漂う。その心地よい雰囲気は、美を追求するパリジェンヌが大切にする“心意気”をも感じさせる。
最近では、抹茶の粉末にミネラルウォーターを加えて練り、手や顔につけるといった美容法もお目見えしているとか。日本人女性の肌の美しさ・きめの細かさに憧れを抱くパリジェンヌも多いのだそう。
パリの日常に凛として登場し、じわじわと浸透しつつある日本茶。パリジェンヌの日常”美”品として、これからも愛されていくことだろう。
cooperation & photo; meiko
*profile*
パリ在住のイラストレーター、デザイナー。
手のひらサイズのフェルトワークで高く評価され、その感性を活かしてアクセサリーやインテリア小物づくりにも取り組んでいる。
「dessin de meiko」 http://d.hatena.ne.jp/mei0606/
text;Maiko Ishita
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2012/06/04| TAGS:
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