原料のオリーブ果実はエーゲ海に面した畑で、ミュージアムが提唱する化学物質や農薬を使わない自然農法で生産。「石鹸づくりも、食用に出来る質の高いエクストラバージンオリーブオイルを原料としています」と語る主宰のHalukさん、その表情は揺るぎない自信と誇りに満ち溢れていた。
ミュージアムでは、トルコやギリシア文明とオリーブの文化歴史を伝えるエコツーリズムとしての来訪を歓迎。このオリーブの実りと丁寧なものづくりを見るために、現在もトルコ国内をはじめ、周辺のヨーロッパの国々からも多くの人が訪れるという。
自然と調和しながら、手間と時間をかけるオリーブオイルづくり。アダテペ村の人々の生活に創造性と物語を生み、丁寧な生き方のうえに「真の豊かさ」が広がる。それが持続的な地域経済へと繋がってゆくのだろう。
「オリーブこそ、生命ある黄金」 >>>
2012/08/22| TAGS: beauty
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