美容室を利用する一般ユーザーにとっては、随時増えていく最新のヘアカタログであり、運命の美容師を探せる「スタイリストディレクトリ」。美容師個人にとっては有意義なブランディングツールとして活用されている様子。実際に利用する美容師の方々にその効果を聞いてみた。
スタイリスト歴6年の中村有佑さん(Hair Make MUSE 自由が丘店)は、今年の1月からサイトを活用。『自分のヘアスタイル作品を掲載できるページが欲しかったので利用をスタート。作品撮りの際、ニーズやスタイル作りの打ち出し方をさらに深く考えるようになった』(中村さん)。
同じく作品発表の場を探していたというスタイリスト歴3年の鳥居幸さん(Salut)も『ヘアスタイル作品を発表することで、自分の方向性が明確になってきました。掲載作品への訪問者の評判がアクセス数という形でリアルタイムに分かるので、どんなスタイルが人気なのかといった客観的な見方ができるようになりました』とコメント。スタイル提案へのリアルな足がかりとして活用している方が多いようだ。
また顧客からこれまでになかった反応があったと語るのは、スタイリスト歴12年の稲田真理さん(PD fino池袋)。『Stylist Directoryの個人ページを見て頂いて、モデルをやってみたいと言って頂けたり、スタイリングに使用したアイロンが欲しいと言われ、実際に購入へとつながりました』(稲田さん)。顧客とのコミュニケーションがより深まり、来店リピートや物販にまで繋がるというのは嬉しい限り。
そしてスタイリスト暦5年の寺井伸太郎さん(Xarites)のように『見てくださる全国の美容師さんとつながりをもてるようになりました。今後Stylist Directoryを通じ、美容師イベントや交流ができればいいと思います』と美容師個人が活用するサイトということで、美容師同士の横のつながりに期待をする方も。
様々な効果を期待してサービスを強化 >>>
2012/09/26| TAGS: beauty
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