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002_玉の肌石鹸

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 先ほどのニートソープはまだ水分を多く含むため、ここから水分を絞る行程へ。140度くらいの高温による真空乾燥など、いくつかの流れを経て水分を飛ばした石けんを、ところてんのような圧搾押し出し機である程度の固まり(石けんの「チップ」と呼ばれるもの)に。これが最終的に整形される前の石けんそのものが出来上がるのだ。12トンの油から、ニートソープは約30トン出来あがり、最終的な石けんの「チップ」は15万粒になるという。

 すべてをお見せすることはできないのだが、とにかく大規模な装置産業。新規参入することはそう出来ないため、この規模の鹸化施設がある企業は現在、東京では玉の肌石鹸のみだとか。これはとても貴重!

  ここから、石けんの「チップ」に色や香り、添加剤などを調合して成形する。その「成形」行程を見せて頂いたのだが、そこで懐かしい、こちらを発見!

 小学校時代、赤いネットに入って水道にぶら下がっていた様子を懐かしく思い出す世代……ここで作られているんだと思うと、なんだか感慨深い!

 

 そしてこちらはオリジナル製品「タマノハダソープ」が整形されるところ。白くてまんまるなあの形になる前の円柱状で、ここから球体に打ち抜かれる。

 

 

 

タマノハダソープは1個¥840、6種類の香りはどれもエレガント。(LAVENDER、ORANGE、 MUSK、ROSE、GARDENIA、FIG )

 これが打ち抜かれたあとのもの。このあとさらに削る行程を経て、枠も何もない美しい球体になるのだが、そこは内緒。石鹸を球体にするのは非常に難しいそうだが、ここにも卓越した職人の技が活かされているらしい。

 

 

  すごいの、発見!! >>>

 


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