今回伺った『boy Attic』はもともとスタジオとギャラリーとして使用していた場所を、約1年前にサロンに改装したのだそう。「普段からアートの展示などは行っていたのですが、いつか建物の白壁を活かして、アーティストの方に描いてもらい、日常が変化するようなイメージに出来たらと思っていたんです。今回はそれに近い案がRYOくんから出てきたのですごく意気投合しました」(boy Attic/Art Director山道香織さん)
これまで作品を創造するうえで、イマジネーションを膨らませるために数多く触れてきたものとして、宝石や鉱石、骨や花粉などの図鑑があったという。
「瑪瑙(メノウ)などの原石を割ってみると、中はめっちゃ綺麗なんです。ここにこんなものがあったのか!っていう気持ちになりますよね。そして肉眼では見えないような、空気や水の中にあるものが実はすごく綺麗なかたちをしているという事もよくあります。ミクロやマクロの世界が、僕には刺激的。そういう”見えないもの”の形状にフォーカスを当てて、今回の作品へ落としこんでいます」。
今回はboy3店舗それぞれにテーマが異なるそう。表参道『boy U』は石、原宿の『boy CAMERA』は水生プランクトンなど水のなかの生物、そしてこの代官山『boy Attic』はお化けやモンスターのような見えない生き物などを、一番自由なイメージで描いているとか。現在は全店舗完成した作品が見られるが、今回のアート展示は年内までを予定。アートを見るだけでも来店OKとのことなので、ぜひ時間を作って出かけてみては?
RYO OKAMOTO × boy
〝Usually Black But White Pen -Fundamentals-”
制作のドキュメンタリー動画も公開中
http://vimeo.com/55700440#
RYO OKAMOTO
http://www.okamotoryo.jp
photo :Hiroshi Mashimo(Studio WINDS)
2012/12/19| TAGS: culture
lifestyle
きれいのニュース | beauty news tokyo