これらの団体が長きに渡り訴え続けてきたこととはー。ラッシュジャパンの発表によれば、動物毒性試験は時代遅れの科学の象徴であり、消費者の安全を確実に保証することができない、何十年も昔の手法。「動物実験は、ウサギ等の動物の目に成分を注入したり、敏感な皮膚に成分を塗布したりすることにより、動物に想像を絶する苦痛を与えるもの。新たな動物実験を実施せずに、楽しく、安全でかつ革新的な化粧品を製造できるということは、LUSHを含めた数百の”cruelty-free”の小売業者が示している」。
LUSHとHSI両者はEUの歴史的な販売禁止を機に、日本をはじめ、オーストラリア、インド、ブラジル、ロシア、韓国、カナダ及びアメリカの各国の化粧品工業連合会に宛て、動物に苦痛を与えない”cruelty-free”な方向に転換するようにと呼びかけている。
日本でも、2013年内には動物実験の廃止実現へ向けて動いていると発表した企業もある。廃止を求める運動も各所で起こっており、今年は世界的に「動物実験」に関する動向に注目が集まりそうだ。
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2013/02/27| TAGS: beauty
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