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【インタビュー】ヴィジュアルクリエイター・MOEKO OSAWAさん

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ーそういったボトルデザインをはじめ、様々なグラフィックデザインもなさっていますが、moekoさんのクリエイションの着想はどのようにして得られるのでしょうか。

愛=LOVEの「0」をゼロに見立てて、そこから根を張るようなイメージ。「V」はVictoryという思いもこめ、羽ばたいて先へ進むという意味で羽を描き、そこから二葉を出している。ForeverのFは反転しているが、これは、Forever が LOVE に向かうのではなく、LOVE が Forever に向かうという思いから。力強く羽ばたいていけるよう、大木に宿る翼を表している。

伝えたいメッセージありきで、それをどうヴィジュアライズするか、に尽きます。デザインのことを言葉にするのはなかなか難しいのですが、たとえばブライダルギフトのデザインの場合。このボトルは “Forever LOVE” を描いていますが、多くのみなさんは「永遠の愛」があると信じて結婚をしますよね。でも本当は、愛はゼロから育み、ふたりの過去もこれからもきちんと根付かせて、その結果で愛が永遠のものになると思うんです。
ふたりの過去に迷いや悩みがあったとしても、消したり克服しようとするのではない。それらも積み重ねて、根付かせて、その結果また新たな芽を出していく。そうしてふたりで大きな木に育てていこう、というイメージです。

ー贈られた方はボトルを見るたび、贈った方の思いを感じられますね。
結婚生活はきっと大変なことも多いでしょうし、残念ながら離婚を選択する方もいる。そんな現代でも、ふたりには長く幸せであって欲しいし、時には我慢もして、乗り越えて、絆を強くしてほしい……。そんなふうに、言葉で伝えるのはすごく難しい繊細なニュアンスを、受け取った方に視覚的に感じてもらえるようにしたい、と思ってデザインしています。

ーそして現在は、プロデュースされたつけまつ毛も大変な人気を集めていますが、これはどのようにして生まれたのでしょう?

 少女漫画のヒロインのような「キラキラの瞳」を再現したいという思いから、クリスタルのラインストーンをつけまつ毛に装飾した『Decomatsuge®』が誕生しました。

瞬きをするたびにキラキラと光が反射して、すごく華やかな目もとに仕上がります。

私のクリエイションの原点は、Embellittleのような「特別感」のあるもの。この『Decomatsuge®』も、エレガントな美しさを放つジュエリーのような感覚でつけて欲しいですね。

 

“ジュエリーなコスメ” でまつ毛も着替えて >>> 

 


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