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美容室が贈るメッセージ

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 【from re-quest/QJ ROOKIES

サロンやショップからよく届くダイレクトメール。たいていは、クーポンやサービスがついていてオトクな情報が載っている…というイメージ。 けれど、恵比寿の美容室〈stance.〉では、「贈り物として喜ばれるものを作りたい」という思いからとても個性的でユニークなDMをお客様へ送っているそう。

 

恵比寿駅西口を出てちょっと歩くと見つかる、「タコ公園」。その隣にあるのが美容室〈stance.〉。オーナー会沢学さん・絵夏さんご夫婦が独立しこの場に店舗を構えて11年。

「髪だけではなくてライフスタイルも提案できるようなお店にしたかった」
雑貨やアクセサリーなども取り扱い、サロンで使っている鏡台も机も全てデザイナーさんと一緒になってつくったオリジナル。こんな部屋で暮らしたいと思えるサロン。

アイディアを真似したくなるインテリア

タオルを蒸す機械もこだわって見つけた1台

 そんな内装もステキなサロン〈stance.〉で、特に注目したいのはお客様に送るダイレクトメール(DM)。

 「以前勤めていたサロンでもDMは出していたのですが良くも悪くも無難なデザインで、受け取ってもうれしいのかなって思ったんです。そこで、折角お客様に送るものだから1枚の葉書でも、贈りものとしても喜ばれるようなものを作りたかったんですよね。そうやって始めたことなんです」と絵夏さん。

オープンの案内状は鏡がモチーフだった

 そう、〈stance.〉のDMはとてもユニークで贅沢。毎年デザイナーさんと作る1枚がクリスマス頃に年末年始のご案内とともに届くのだけれど、コンセプトは毎年ちがって、若手のアーティストとコラボレーションしたり、デザイナーさんのキラリと光るデザインだったりと、きっとお客様は毎年受け取るのを楽しみにしているはず!!

コトバも大切な要素

 

「楽しみにしてくださっているお客様もいて、施術中の話題にもなったりと、コミュニケーションツールにもなるんですよ。たった1枚のDMですが“なんでもいい”では、やっぱりダメだなって思います。デザインの力は大きいですよ」

過去に制作したDMのストックはファイル満杯

 

 DM。それは一方的に情報を押し付けるつまらないものにもなり得るもの。

そこを、デザインとアイデアで、贈り物にかえちゃうなんて、なんてステキ!
全ては相手に対する敬意と喜んでもらおうというホスピタリティがなせる技。

 

 その一部分を特別公開!
 あのアーティストともコラボ!!! >>>

 


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