会場のIKI-BAには続々とゲストが集まり、ショーの始まりを待っている。スタートの時刻になっても、なかなか現れないが……実はモデルたちはランウェイを歩きはじめていた。
夜の原宿に、fiijuのルックに身を包んだモデルたち。道行く人々は皆、目で追う。通り過ぎるその瞬間、異国の乾いた風が吹いたかのように感じた。
多くの緑に囲まれたプライベートガーデンに招かれたゲストが見守るなか、モデルたちはゆっくりと進んでいく。
裏原宿の路地をランウェイにした、贅沢なパフォーマンス。モデル経験がなく緊張気味だった子供たちも、最後は笑顔に。大きな拍手に包まれてショーは終了した。
その後は、ガーデンを使っての“野菜パーティ”。
テーブルに並べられた瑞々しく色濃い野菜とともに、思い思いに乾杯し、歓談。ここが原宿であることを忘れてしまう、ちょっぴり不思議な春の夜が幕を閉じた。
photo :Hiroshi Mashimo(Studio WINDS)
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2013/04/23| TAGS: fashion
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