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KIREI FILE 18 yoyo.

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ーそもそも「ヴィーガン」とは、どういう定義なのでしょうか。
 ベジタリアン(菜食主義)という大きな枠があって、その中にいろいろあるのですが、「ヴィーガン」は動物性のものを完全に排除した食事。お肉、魚、乳製品、あとはハチミツなども動物の体を通過するものなのでアウト、というのがヴィーガンの定義ですね。ベジタリアンには他にも、お魚は食べるという人を「ペスカタリアン」、卵は食べる人を「オボベジタリアン」、乳製品はOKの人を「ラクトベジタリアン」などと呼ばれたりもします。

ー「ヴィーガン」の健康面での効果についてはどのようにお考えですか?
 私も栄養学などはまだまだ勉強中なのですが、例えば玄米を食べるとお通じが良くなる、という事など、自分の身をもってわかることがありますよね。そして、肉なんていらないんじゃないかな、って思うようになりました。
 もちろん、育ち盛りの子供や若者たちにとっては動物性たんぱく質が有効かも、と思います。しかしある程度の年齢になると、私の経験上では必要がないな、と。もちろん肉が好きな人は食べてもいいんです。けっしてそれを否定はしませんが、野菜に比べて肉のほうが消化するのに身体に負担がかかる。動物性ではなくてもお豆などでたんぱく質は十分に採れますからね。

ー成長期の子たちやアスリートだと、やはり「肉」が欠かせないイメージです。
 スポーツの世界でいえば、最近、長距離のトレイルランナーだったスコット・ジュレクさんという方が書かれた著書を読んだのですが、この方もヴィーガン。非常に多くの記録を残した伝説的なランナーですが、ジュレクさんはヴィーガンであることで、腎臓に負担がかからないうえに持続的なパワーが持てると言っています。100kmを超える長距離など、後半になって誰もがスタミナが切れそうになるところで、彼の場合はグググっと追い上げる。彼は自ら理学療法なども勉強し、またヴィーガン食を実践して、その効果を身をもって実証しています。

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