こんにちは。
睡眠コンサルタントの友野なおです。
いよいよ今回でこの連載もひとまずの最終回!
今日は「年末年始の過ごし方」についてお話しましょう。
仕事にプライベートに何かと多忙になる年末から、
つい夜更かしやぐうたら寝坊をしがちな年始にかけての時期は、
1年でいちばん睡眠のリズムが狂いがちな季節です。
気の置けない仲間や家族と過ごす時間は、
めいっぱい楽しみたいものですよね。
私自身も美味しいお酒を飲んだり、
みんなとわいわい食べたりすることが大好き。
「今日ははっちゃけすぎた!」なんて
反省することもしばしばです。
そんな忘年会や新年会が続くこの時期に、
なるべく睡眠リズムを狂わせないコツは、
起床時間を毎日なるべく一緒にすること。
眠る時間が不規則になるのは仕方ないとしても、
起床時間を決めることで、
睡眠リズムの乱れの幅を少なくできるんです。
キレイを助けるホルモンが多く分泌される
睡眠の「コアタイム」が0〜6時とお話ししましたね。
実はこれと同じように、
起床時間にも「ゴールデンタイム」があるんです。
それは、5:30〜8:30。
夜どんなに遅くなっても、
なるべくこの時間帯に起きるようにすれば、
元のリズムにすんなり戻れるはずです。
睡眠リズムの乱れは、1週間のスパンで考えて
取り戻していけばOK!
あまり神経質にならず、安心して楽しんでくださいね。
また、寒い時期にはどうしても
寝付きが悪くなってしまうもの。
入眠時に体の冷えが気になるようなら、
ゆたんぽを使ったり、締め付けないハラマキをしたり、
あったかグッズを追加する工夫をしてみてくださいね。
(詳しくは第2回のコラムへ)
さて、これまで6回にわたって、
睡眠と美についてお話してきましたが、
いかがだったでしょうか。
「オフ」だと思っていた睡眠の時間こそが
実は美や健康にとって「オン」の時間だったということが
少しでも実感していただけたなら、とても嬉しいです。
自分の眠りをもう一度見直して、
その時間を大切に過ごす――。
そんな「眠活」を続けることで、
もっと健康で美しく、充実した日々を送れるようになれると思います。
自分にできる小さなことから、ぜひ続けていってくださいね。
*Profile*
友野なお
睡眠コンサルタント/インナービューティーアドバイザー。睡眠改善インストラクターの資格を活かして、食と睡眠の両面から美しくなる方法を伝授。イベントやセミナーの講師のほか、雑誌、テレビなど多方面で活躍中。著書に『眠るだけビューティー法則 眠活』、『履いて快眠ゆるソックスダイエット』がある。
text;Miwako Matsuzaki
photo;Yuji Imai
2013/12/18| TAGS: beauty
友野なお
きれいのニュース | beauty news tokyo