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―タムジンさんがLUSHのグローバルキャンペーンを統括するようになってから、LUSHでは「動物実験反対」や「気候変動問題」などをテーマに積極的にグローバルキャンペーンを開催していますが、その意義は何なのでしょうか？

　企業活動というのは、環境や社会にある程度の負荷をかけてしまうことは仕方のないことだと思います。一方で、企業側の意識の持ち方や行動が伴っていれば、企業活動を通して環境や社会にポジティブな影響を与えることもできるんです。 つまり、ポジティブな目的さえ持って活動していれば、世界を変えることができると私たちLUSHは信じています。言い換えれば、LUSHに限らず、すべての企業活動においても同様のことができると思うんです。

―これまで特に反響の大きかったLUSHのグローバルキャンペーンは何でしたか？

　グローバルキャンペーンで最も反響が大きかったのは「動物実験反対キャンペーン」ですね。2013年の始めにヨーロッパ中のLUSHのショップで動物実験反対について40万人以上の署名を集め、その署名をEUの議会に提出したんです。その結果、2013年3月に「すべてのEU加盟国では化粧品に関する動物実験を廃止する」ということが決議されたんです。それはキャンペーンの成功の1つの足掛かりになりました。
　ただ、LUSHはグローバルカンパニーですから、EU加盟国だけで動物実験の廃止という結果だけではダメだと考えています。EU加盟国以外の動物実験が行われているインド、中国、ブラジルでも同じく成果を上げなくてはいけません。その中でインドは2013年の後半に化粧品の動物実験をしないということを決定がされました。あとは中国とブラジルなのですが、ブラジルはもうすぐLUSHのショップができますので、ブラジル国内でも積極的に動物実験反対キャンペーンを積極的に実施して行きたいと考えています。

　タムジンさんのお仕事のポリシー、
　そして現在実施しているキャンペーンとは？＞＞＞