2004 年に世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」が10周年を迎える今年、和歌山県田辺市が東京・渋谷ヒカリエにて写真展『世界遺産のあるまち~田辺』を開催
自然と人間の営みが長い時間をかけて形成してきた「文化的景観」が大きく評価され、「紀伊山地の霊場と参詣道」がユネスコ世界文化遺産に登録されて今年で10 周年。世界文化遺産の多くは遺跡や建物である中、「巡礼道」として登録されている世界文化遺産は、キリスト教徒の聖地である「サンティアゴへの巡礼道」と、この「紀伊山地の霊場と参詣道」の2例しかない貴重なもの。
今回、和歌山県田辺市では日常の生活の場でありながら、自分たちでは気付かないまちの魅力を外からの視点で見つめ直すため、『VOGUE』をはじめとするファッション誌やメガブランドのCM等で国際的に活躍する香港人フォトグラファー・Jimmy Ming Shum(ジミー・ミン・シュン)氏に撮影を依頼。田辺のまちや熊野古道などを歩いてもらい、そこに生きる人たちが織りなす暮らし、味や仕事を切り取ってもらったという。
「道が人をつなぎ、人が未来を創る」をコンセプトに開催される本写真展。この機会に、ぜひ世界が認めた「道」の魅力を再発見してほしい。
『世界遺産のあるまち~田辺』by Jimmy Ming Shum
2014年4月16日(水)~4月23日(水)11:00-20:00
※23日のみ11:00-16:00(入場15:30 まで)
渋谷ヒカリエ 8階CUBE 1,2,3(入場無料)
主 催 : 和歌山県田辺市
http://www.city.tanabe.lg.jp/kikaku/photo_exhibition.html
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2014/03/21| TAGS: culture
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