映画、小説、漫画・・・人はいつでも魅力的な悪役に惹きつけられるもの。なかでも名キャラクターとして人気の高い悪役たち(ヴィランズ)が多く登場するのがディズニー映画。
そんなディズニー映画のヴィランズが放つ鋭くて辛辣な言葉を紹介する先日発売されたばかりの本『Disney ヴィランズ 魅惑の言葉』が早くも話題になっている。
彼らのセリフを読み解いていくと、困難への立ち向かい方、新たな道の切り開き方、敵を回避する方法が見えてくるのだとか!?
例えば、、、
「おや、なんて厄介な状況だろう 」 (マレフィセント 『眠れる森の美女』)
招かれざる場所、それもパーティのような祝いの場へ堂々と足を踏み入れる強引な憎たらしさ。いかにも傲慢で、悪女らしい振る舞い。パーティで交わされる社交辞令の仮面を剥ぎ、浮足立った人々の熱を急冷し、隠された人間ドラマを浮き出させる。悪女のパーティは、そこからスタートする。
「見つけた者勝ちだ」 (ジャファー 『アラジン』)
大切なものが自分の手を離れることなど決してないと思うのは、思い上がり。手に入れるのは簡単だれど、それにかまけて所有し続けるための努力を惜しめば、やがて何も残らなくなってしまう。
「世の中ってなかなかきびしいもんだよ」 (アースラ 『リトル・マーメイド』)
事実を伝えることは、リアリストの役目。ぬか喜びさせるような無責任なことは言わず、ただ目の前の現実を突きつけ、認識させる。 確かに、真実は時に残酷。でも変えられない未来はない。目の前の現実を変えようと立ち上がり、一筋の光に望みをかけて前へ進んだものだけが、思い描いたハッピーエンドにたどり着ける!
「もし失敗したら、どうなるか……わかっているね」 (女王/魔女 『白雪姫』)
ヴィランズの世界は無慈悲な成果主義。すぐに結果を出せなければ蹴落とされ、居場所がなくなる。しかし、成果のみを求めるあまりに道を外れては、孤立し、愛や友情といったあたたかな気持ちを知ることなく、破滅してしまう。支えてくれる仲間がいることを忘れず、絆を信じて努力し続けることができれば、その絆こそが成果よりも得がたい宝物になるかも…。
このように、意外と(?)ヴィランズたちの言葉を読み解くと、深い教訓が見つかるもの。
落ち込んだときにきっと役立つヒントが見つかる、今までになかった「悪役たちの名言集」を手に取ってみては?
2014年4月25日発売 定価:本体1500円+税
2014/05/07| TAGS: culture
lifestyle
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