おしゃれで面白いことが心から大好き!
写真と共に「色」がテーマの連載をはじめさせていただきます。
スタートは、キューバの煤けたヴィヴィッドカラーに映えた「白」のことを。
首都ハバナからバスで6時間。
カラフルなコロニアル建築の家が並ぶ世界遺産のかっこいい街トリニダー。
ここでうまれるハンドクラフトのひとつに「ファゴッティング」という手法の織物があります(冒頭写真)。
従来モチーフの手法のひとつとして刺繍は布に糸を刺してつくられていくものですが、こちらは布から糸を間引き空間をつくりその糸をつかってモチーフを創るスタイル。
プロセスは引き算してクリエイトしていく時間をかけてすすめていく作業です。
繊細に浮かび上がるモチーフは、カラフルな居住文化を持つキューバの色彩の中でうまれた独自のスタイルを感じます。
中南米の国は、例えばメキシコでも街ごとにつくられるものが様々。
移動するともう見かけることがなくなるので、作り手の人たちの個性にピンときたらお話を伺いながら買い求めるのが何よりのたのしみ。
ベストドレッサーはこちらのマダム。
和みの白とは対極。パンチのエレガンスです。
ハバナの風土に冴える白。飾られたヘアスタイルも眼を惹きます。
タイムスリップしたようなクラシックカーばかりが走っている街はフォトジェニックで日々おしゃれするには最高な景色。
text & photo:フリーランススタイリスト 吉村結子
ハバナでは訪れた日にオープンして19日目と言われたコージーなレストランが愉しくて通い、ソースの試食に誘われ厨房にてあれこれ教わる。好きなファッションと同じく個人の発想を実現して創り出す世界は刺激的で素敵!
http://www.yuikoyoshimura.com/
2014/06/23| TAGS: fashion
吉村結子
きれいのニュース | beauty news tokyo