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たった「67,000円」で挙式!? 激安結婚式の裏事情&仕組みが知りたい!!

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最近、色々なものの値段がどんどん下がってます。これって結婚式業界も同じで「67,000円で結婚式」「39,800円チャペル挙式」といった広告やパンフレットを目にしたことありませんか? 今回はそんな激安結婚式の実態を調査。

 

取材に協力してくれたのは「67,000円の少人数結婚式」を全国で展開する「小さな結婚式」の佐藤さん。

 

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―67,000円で結婚式とは、どんな仕組みなんですか? ちょっと安すぎる気もするのですが…。

 

『少人数専門の式場で、披露宴はしない、招待状も引き出物も不要』という内容ですね。挙式に本当に必要なものだけに絞り込んだらこの料金になった、ということです。基本プランに含まれるのは、挙式料、衣装と小物レンタル、記念写真、ヘアメイク(新婦のみ)などになります」

 

 

―他に一般的な結婚式との“違い”ってあるんですか?

 

「あくまでうちの場合ですが、貸衣装屋と写真事務所を自社で経営しているからこそ設定できる価格なんですね。ドレスや写真撮影などをすべて自社のスタッフでまかなえるという強みで、追加オプションも含めて手ごろな価格で提供してます。だから一般的な会場さんに比べると総額がだいぶ抑えることができるんです。他にも会場を安く取得したり、徹底的に広告費を切り詰めたりと、色々な工夫をしているんですよ」

 

 

 

とのこと。つまり、激安結婚式は「安いから質もそれなり」ではなくて、「企業努力でコストを最大限にカット」した利用者にとってはうれしいプランと言えるのかも!?

 

 

 

実は「小さな結婚式」では、年間挙式件数が“約9000組”とのことで、これは国内有数の規模。それだけ「激安結婚式」の需要が増えているということ。

…ゲストハウス運営大手『テイクアンドギヴ・ニーズ』の国内取扱件数が13,408組(2013年度決算資料より)

 

でもせっかく挙式するなら、式場選びは慎重にしたいもの。最後に、佐藤さんに「激安結婚式」のプランを選ぶ際の注意点を聞いてみた。

 

「そうですね…。例えば“ドレスは絶対、○○で○○な感じ!”、“写真は××で××な雰囲気で!”など強いこだわりのある方は、早い段階でそれが可能なのかを式場に確認することですね。できれば実際に足を運んでいただいて、ご自身でお確かめになることをおすすめします。どこの式場さんも“安かろう悪かろう”とならないよう努力していると思いますが、価格を抑えている分、どうしてもお応えするのが難しいご要望も出てくるでしょうから…。私どもで言えば“天井高15メートルの大聖堂で挙げたい!”とおっしゃられたら、もうお手上げです(笑)」

 

 

cooperation…「小さな結婚式」 http://www.kekkon-j.com/hall/edit/vol28.html


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