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【fun in color 02】アンディのウォーターカラー 《写真+文:スタイリスト・吉村結子》

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おしゃれで愉しいことが大好き!
デパートのディスプレイ、ティファニーのクリスマスカードや新聞 .雑誌で挿絵を書いていた1950年代のアンディ・ウォーホールの作品が大好きです。美しい旋律を奏でるようなラインは水彩絵の具で装飾されています。

 

イラストレーションには現物のイメージをよりドラマティックに伝える魅力があります。

 

 

 

アンディ⁉のテキスタイルで仕立てられたシルクのヴィンテージサマードレス。
好きな世界を纏える夢心地は装うアートでもあります。

 

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「これを買いたい人には逢わせて」との言付けで、店主のマダムと改めて別日にお話しした時間は、
想像力をもって「きっとアンディ‼」と信じ合っているお互いの情熱がドレスにも宿ったように思いました。
20世紀最期の年、吉祥寺のSocksでの出来事です。

 

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1960年代初頭まで商業イラストレーターとして活躍をしていたアンディ。
独自のスタイルをアトリエで、転写やステンシルの技法により印刷を試し、お母様を含むスタッフと複製していた時代。
布地メーカーに提供した可能性も高そうだと思っています。

 

 

 

コースターを繋げたようなグアテマラのバッグ。

 

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デザートとお出掛けするようなときめきに誘われます。
南米のハンドメイドはモチーフが本当に魅力的。豊かな自然と共に暮らすことで其処に生きている人々の身につく宝物なのだと思います。

 

 

 

 

紙もの集めが生涯続きそうです。
文字とイラストレーションの組み合わせは世界中どこに行っても夢中になります。

 

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ソフトクリームの家の袋はコーンを3本立て掛ける仕様です。ポエムな味わいのパッケージにお店の名前は入っていませんが、NISSEIの企業名が底に記されています。

 

 

 

text & photo:フリーランススタイリスト 吉村結子
http://www.yuikoyoshimura.com


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