「アート鑑賞が趣味」というわけではない人でも、海外に出かけると必ず現地の美術館を訪れるという方も少なくないはず。また、旅先で何度も同じ美術館に足を運んだり、逆に美術館を訪れるために何度もその都市を訪れる人も多いと思います。
そこで今回は最新のもうすぐ「芸術の秋」を迎えるにあたり、最新の「日本人に人気の美術館」5選をトリップアドバイザーが発表した「日本人に人気の海外観光スポット2014」より紹介。もうすぐ「芸術の秋」を迎えるにあたり、次の海外旅行では芸術に触れる旅をしてみるのはいかが?
(1)美術史美術館(オーストリア/ウィーン)
ハプスブルク家の領土を中心に生み出された400年間にわたる美術コレクションを中心とする美術館。古代から19世紀に至るヨーロッパ各地の美術品を収蔵しており、なかでもピーテル・ブリューゲルの作品数は世界最大。『雪中の狩人』『農民の踊り』『子供の遊戯』など美術全集でなじみのある傑作が1室に集められている。また、日本でも大人気のフェルメールの作品が多数鑑賞できるのも魅力。
「展示数がかなり多いので、見たい作品を重点的に見るのが、個人的にはお薦めです。フェルメール、クリムト、ブリューゲルなどなど、日本に来たら人が多すぎてゆっくりなんて決して見れないような作品が、イスに座りながら、満足いくまで堪能できます。とってもとっても贅沢な時間を過ごすことができます。個人的にはフェルメール『画家のアトリエ』が一番良かったです。もともと数が少ないフェルメールの作品の中でも、この絵はフェルメールが生涯手元に置いておいた作品だそうです。ぜひ、日本では味わえない作品たちを堪能してほしいです!!」
(2)オランジュリー美術館(フランス/パリ)
セザンヌ、マティス、モディリアーニ、モネ、ピカソ、ルノワール、シスレー、スーティンなどの作品を多数収蔵している。1区のコンコルド広場の隣、テュイルリー公園内にセーヌ川に面して建っていて、もともとはテュイルリー宮殿のオレンジ温室(オランジュリー)だったが、モネの『睡蓮』の連作を収めるために美術館として整備されたという。
「モネの睡蓮の間が見たくて行ってきました。本当にすごいです! 自然光とともに移ろいゆく絵画は圧巻! 特に自分がいった日は、晴れたり、曇ったり、ときには雨がふったりところころかわる天候だったので、そのたびごとに絵画の印象がかわって興味ぶかかったです。下の階は、コレクションの展示なのですが、こちらもすごい。作品そのものをなんの情報もなしに楽しむのもいいのですが、ここは是非オーディオ解説(たしか5ユーロ)を借りてください。説明がどれも細かくて、作品の背景もしっかり理解できます(しかもオーディオ解説聞ける絵画が多いこと)。日本語でもしっかり対応しているので、わかりやすいですよ!是非エントランスから「1番」を押して鑑賞を楽しんでください」
(3)オルセー美術館(フランス/パリ)
オルセー美術館の建物はもともと1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて建設されたオルセー駅の鉄道駅舎兼ホテルで、イタリアの女性建築家ガエ・アウレンティの改修により19世紀美術を展示する美術館として1986年に生まれ変わり開館。美術館の中央ホールは、地下ホームのトレイン・シェッドによる吹き抜け構造をそのまま活用されている。絵画、彫刻だけでなく、写真、グラフィック・アート、家具、工芸品など19世紀の幅広い視覚芸術作品も収集・展示されている。
「19世紀美術専門の美術館で印象派の画家の作品が数多く収蔵されていることで有名な美術館。美術の教科書にでてくるルノワール・ゴーギャン・ピカソ・ゴッホなどの親しみやすい作品が多く展示されていた」
「中の二階のレストランも女子好みで次回は利用してみたい」
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2014/08/27| TAGS: culture
lifestyle
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