気候が穏やかになってきてそろそろ夏の疲れがどっとからだに出てくる時期だからこそ、なるべく胃腸をやさしくいたわってあげたいもの。そんなとき、そして朝起きて食欲がわかないときにおすすめしたいのが、旬のフルーツや野菜を搾っていただく「フレッシュジュース」。
「フレッシュジュース」の特徴のひとつは、水に溶けない繊維(不溶性食物繊維)を取り除いて果汁だけにすること。不溶性繊維もそのまままるごと撹拌したとろとろクリーミーな「スムージー」とは対照的に、口当たりもクリアです。
固い繊維が含まれない分、消化プロセスに負担がかからないままに栄養分が吸収できます。まるで輸血のように、フルーツや野菜のビタミンやミネラルを、体に取り入れられるのです。
摂取するおすすめのタイミングはお腹がすいているとき。胃がからっぽの時の方が、より効率的にフレッシュジュースの栄養分を吸収出来ます☆
気を付けたいことは、フレッシュジュースでは他の調理法よりも沢山のフルーツや野菜を摂取できてしまうということ。ですので、フルーツや人参などの根菜に含まれる糖分を摂り過ぎないように気をつけながら、取り入れていきましょう。
今回ご紹介するのは、グレープフルーツとレモンだけの甘み少なめ、酸味の効いたフレッシュジュースのレシピです。
おすすめ美容レシピ
Grapefruit Lemon Juice
【グレープフルーツとレモンのジュース】
|材料| 1人分
グレープフルーツ 1個
レモン 1個
|つくりかた|
1. グレープフルーツとレモンは横半分に切り分ける。
2. 柑橘絞り器でグレープフルーツとレモンを搾る。
3. グラスに注ぎ、マドラーで混ぜ合わせて、できあがり。
より甘みが欲しいときは、ピンクグレープフルーツを使ってみたり、ローハニーを加えて調節してみて下さいね。
柑橘絞り器で搾った絞り立てのシトラスジュースは、不足しがちなビタミンCと水分を、胃腸に負担無く取り入れることができます。
材料のグレープフルーツとレモンは、美白効果のビタミンCと、新陳代謝の促進効果のあるクエン酸がたっぷり。そして、グレープフルーツには、食欲を抑制する「ナリンギン」という成分も含まれているんです。
また、ブレンダーやジューサーなどの電子調理器具を使わずつくれるので、静かなままで準備出来ること、洗い物が少ないこと、機械による高速回転や高速圧搾のプロセスを経ずに、なるべく優しく圧搾できるのも、嬉しいですね。
フルーツや野菜を効率的に取り入れて、旬の味覚を楽しむ秋を過ごしましょう☆
text & photo: 前田直宏 (Remember The Lemon)
2014/09/15| TAGS: lifestyle
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