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個性を活かした「溶け込む」メイクに注目!M・A・Cプロチーム密着レポ【01】MBFWT 15S/S《Lamarck》

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毎シーズン世界各地のファッションショーにおいて150以上のコレクションメイクを手掛けるM・A・Cプロチームが、2015春夏シーズンの「メルセデス・ベンツファッション・ウィーク東京」に参加した東京のファッションブランドとどのようなコラボレーションを展開するのかを密着レポート。

 

第1回は「共存」をテーマに掲げたデザイナー・森下慎介氏による「Lamarck」の2015春夏シーズンのショーより。

 

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Photo:Akihiro Itagaki

 


 

まずは今回のショーのメイクアップのキーアーティストであるM・A・Cシニアアーティスト・池田ハリス留美子氏に話を伺った。

 

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<左:M・A・Cシニアアーティスト・池田ハリス留美子氏>

 

—コレクションのテーマを踏まえたメイクアップのコンセプトは?

 

コレクションのテーマは「共存」でした。植物や動物など自然界のものと、人間によるテクノロジーとのコラボレーションというテーマに私自身も共感を覚えました。なおかつ“肩の力を抜いた感=モード”という考え方のもと、デザイナーの森下氏がテクスチャーや素材にこだわって表現するコレクションでしたので、メイクアップも「作り込む」と言うよりは「溶け込む」ことをコンセプトにしました。

 

 

 

—実際のメイクアップについて詳しくお聞かせください。

 

モデル1人ひとりの肌や骨格などの個性を生かすことに重点を置いています。ですから各モデルの骨格をよく理解して“乗せ過ぎない”ように、シェーディングも“いかにもシェーディングしました”という感じとならないようにしています。

 

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また、眉については、2015春夏シーズンのキーの一つである「目元にフォーカスしたストーリー」を描くことを意識しています。コレクション自体もシースルー感のある素材も多いので、全体のバランスを考慮して、ピタッと抑えるよりは、逆毛を立てるようにふわっと浮かせることでポイントをつくりました。

 

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—キーになるプロダクトを教えてください。

 

特に重要なのはスキンケア。化粧水で肌の水分バランスを整えた後、「M∙A∙C ライトフル エッセンス」の美容液で肌の透明感を一気にあげます。軽いジェルタイプの美容液をメイク前に使用すると、一瞬に肌のきめが整い、なおかつ肌を柔らかくしてくれます。あとから乗せるファンデーションをはじめとしたプロダクトを肌にフィットさせ、自然に溶け込んでいくんですよ。

 

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<今回のメイクでキーアイテムとなったプロダクトがこちら。M∙A∙C ライトフル エッセンス(写真右)、M∙A∙C ライトフル SPF 25 ファンデーション(写真左前)>

 

 

 

気になるメイクアップの舞台裏(バックステージ)およびショー本番(ランウェイ)の写真を次ページ以降から一気に紹介。ぜひ現場の雰囲気を味わってみてくださいね。


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