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朝・昼・夕と「１日３食が食事の基本」と思っている人が多いかと思います。

でも国によっては食事回数は異なるもので、例えばスペインでは「１日５食」がスタンダードとのこと。夕食に重きを置く日本に対し、スペインでは昼食がメインで時間を長く取り、コースでゆっくりと食事を楽しむこともあます。その分、昼食以外の他の食事は、あくまでも軽めの傾向なので、日本の３食の食事量を５食も食べているわけではありません。

そんなスペインの食文化ですが、いま美に関心の高いハリウッドセレブの間でも「１日５食」がダイエットに効果的と、実践する人が続出しているようです。

このダイエット法は、「５（ファイブ）ファクターダイエット」と呼ばれ、空腹に耐える必要がなくストレスが少なく、方法も簡単であることから人気が高まったとのこと。また、特定の食べ物ばかりに制限されることもなく、食事の楽しみを維持できることもその特徴です。

この「５ファクターダイエット」のポイントは下記の４つになります。

［１］「1日5回」に分けて食事する

５回も食べてダイエットになるの？と疑問が湧きますが、５回すべてをしっかり食べるのではなく、これまでの３回の食事量を５回に分けて食べるイメージ。ですから、量を少し減らした「３回の食事＋２回の軽食」と考えると良いと思います。

食事のタイミングは、朝・昼・夜の食事と、朝昼の中間と昼夜の中間の軽食。これにより、ダイエットに付き物の空腹感のストレスを感じることがなく、空腹時間を短くすることで１度の食事量も自然と減るんです。血糖値の急激な上昇も抑え、体脂肪の蓄積を防ぐ効果も期待できます。

２度の軽食に何を食べるかも大切。果物、野菜、生ナッツ、チーズ、ドライフルーツなど、食物繊維やビタミン・ミネラルを補給できる栄養価の高いものを食べるようにして、脂質や炭水化物の多いドーナツ、ケーキ、クッキー、スナック菓子などは避けましょう。

ちなみに軽食用のナッツには、入手しやすい生アーモンドがおすすめです。繊維質、タンパク質、抗酸化物質が豊富に含まれており、腹もちもよいので、ダイエットに最適。

＜先日レシピを紹介した「アーモンドミルク」もおすすめ。photo：RAW JOURNEY＞