年もあけてもうすぐバレンタイン、とイベントがたくさん。チョコレートもいいけれど、甘いものが食べたいときにこんなものはいかが? 先日ある番組でモデルのローラちゃんが大好きなデザートとしてレシピを紹介していた 【焼きリンゴ】。テレビを見て「早速自分で作ってみたよ!」という方も多いのでは?
実はこの【焼きリンゴ】、素敵な美容効果があるんです。材料は、リンゴ・ココナッツオイル・シナモンと、とってもシンプルなんですが、これらの相乗効果で、とっても身体にも優しいデザートになっちゃいます。
気になるレシピはこちらです。
|材料| 1人分
りんご 1個 ココナッツオイル 大さじ1 シナモン 好きなだけ アガベシロップorはちみつ お好きな量 米ぬか 大さじ1
|つくり方|
1 りんごを薄切りにする
2 フライパンを温めてココナッツオイルを熱する固まっているものが溶けていいにおいがしてきます。
3 ココナッツオイルが溶けたら、リンゴを並べて焼く。2分半~3分ほど、少し色がついたら裏面も。
4 裏面にも焼き色がついて、ココナッツオイルがグツグツいったら、お皿に盛る。
5 上から、シナモンと米ぬかを振ってできあがり。
リンゴはほとんどが水分なのですが、ペクチンという食物繊維の他、カリウム・ポリフェノール・ビタミンC・アップルフェロンなど多くの成分を含んでいます。
【「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」とも言われていますよね】
ペクチンは水溶性食物繊維で、胃腸の中をゆっくり移動してくれるので、空腹感がなくなり、食べ過ぎを防止してくれます。また、糖質の吸収をゆるやかにしてくれるので、血糖値もゆっくりあげてくれます。なので、血糖値が高めの方、ダイエット中の方にはぜひとって頂きたい成分なんです!
カリウムは体内の余分な塩分を外に出しやすくしてくれるので、身体がむくんでるな~という方や、血圧が高めという方にはおすすめ◎ 摂り過ぎには注意ですが、身体をかる~くしてくれますよ♪
ポリフェノールは皆さんもお聞きになられたことがある、ワインに含まれる成分。あの赤い成分です。 リンゴには皮に含まれていますが、これが抗酸化作用を発揮します。私たちは酸素を体内に取り込んで栄養素をエネルギーに変えて生活しているのですが、このときにできる細胞を傷つけてしまう活性酸素をやっつけてくれる作用です◎
(活性酸素が増えてしまうと、シミやシワ、くすみができてしまったり、血液がドロドロになってしまったり、肌や血管の老化を進めてしまうのです…涙)
なので「アンチエイジングといえば抗酸化!」といういわれはここにあるのですね◎
そしてビタミンC。ビタミンCを多く含むフルーツとしてレモンやキウイが有名ですが、リンゴにも少~し含まれています。しかしリンゴにはビタミンCを体内で増やしてくれる作用があるんです! ストレスを感じるとビタミンCも減りやすくなってしまうので、ストレスを感じやすい方や喫煙される方、美肌になりたい方はぜひ!!
最後にアップルフェロン。この成分は虫歯予防に効果的なんです。 「オイルプリング」が流行している通り、ココナッツオイルにも殺菌作用があるので相乗効果が期待できますよね? それにココナッツオイルには殺菌作用の他にも、エネルギーとして利用されやすい中鎖脂肪酸でできているので他の油に比べて太りにくいという利点もあります。
ちなみにリンゴは温めて食べるとお腹を調整してくれる力がアップするので便秘も解消され、老廃物が外にでることで美肌も導いてくれるんです。
身体を冷やしやすいと言われるリンゴですが、シナモンは身体を温める作用もあるので、この寒い時期に身体を温める【温活】をしながらキレイになれるなんて、とっても素敵なデザートだと思いませんか?
こんな素敵なレシピを紹介してくださったローラちゃんの美の秘訣は“この一品”にもあるのかもしれませんね★
text & photo:Yumi Akiyoshi
薬剤師の仕事をしていくうちに、食事の身体への影響について興味をもち、「身体は食事でできている」ということを実感。ヘルシーフード、ビューティーフードを日常生活に取り入れ、レシピ制作、生活指導を行っている。なぜ効果があるのか?を理解すると、取り入れやすい。食事を変えることで身体は変わっていくという「未病の大切さ」や「美容情報」を日々発信中。
2015/01/27| TAGS: beauty
Yumi_Akiyoshi
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