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ガーリーでフェミニン♪ 人気セレクトショップLamp harajukuリニューアル!!

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2015年2月14日(土)にリニューアルオープンした原宿の人気セレクトショップ『Lamp harajuku』。今年で開店から15周年を迎えた同店は、これまでもファッション好きの女性の心を揺さぶる提案を続けて来たが、今回のリニューアルにあたって「フェミニンフェミニスト」をテーマに掲げ、ガーリーな雰囲気も残しながら、大人の女性が落ちつける空間へと生まれ変わった。

 

 

どのような想いで今回のリニューアルを迎えたのか。『Lamp harajuku』を立ち上げ、舵取りをしてきたクリエイティブ・ディレクターの矢野悦子さん(以下、矢野さん)にお話をうかがった。

 

 

—どのような変化・想いがあってリニューアルされたのでしょう?

 

矢野さん

「もともとパンクやその精神が好きで、学生の頃とても影響を受けました。でも、ガーリーなものも好きだったので、お店を立ち上げる際には『ひなぎく』という映画をイメージしました。それが20代後半の頃です」

 

 

初期の頃からLamp harajukuに通っている私も、『ひなぎく』という映画が描く「女性の二面性」をイメージしたお店の雰囲気が好きで、ガーリーだけど少し毒がある、というファッションにドキドキした。

 

 

矢野さん

「でも年齢を重ねるにつれ、反骨精神がそこまでなくなってきたんですよね。今も戦ってるけれど、戦い方が違ってきたというか。体の変化もありました。そこで、「フェミニスト」だけだと社会的に強いイメージなので『フェミニンフェミニスト』という造語をつくって、テーマとしました。また内装も、今までmagmaという男性二人組が手がけた個性的で驚きのあるものでしたが、もう少し女性が落ち着ける空間にしたいと思いました。1Fは、よりナチュラルで、今の時代感を取り入れながら服が映えるようなクリーンな感じに。2Fは、お買い物中のお客さまが一息付けるサロンに。この秋から始めたお茶の取り扱いも本格的に開始しました。」

 

 

salon

<2Fはガラリと雰囲気が変わり、サロン風に。香りや味を楽しみながら人気ティーブランド「BELLOCQ(ベロック)」のお茶を選ぶことができる>

 

 

—以前、矢野さんから「私の気分でシーズンテーマが決まったりするんです」というようなお話を聞いたのですが、それに関して変化はありますか?

 

矢野さん

「お店がオープンして5年経った頃から、私個人のものではなくなりました。ついてきてくれるお客さまや働いてくれるスタッフがいます。それなら、女性が気持ち良い、共感してもらえるような、幅広いメッセージやコンセプトを作っていきたいと思いました。今は、自分の気分もあるけれど、それよりもこれからの時代に必要なものを、お客さまやスタッフと、お店を通じて分かち合っていきたいと思っています」

 

 

—私が通い続ける中で、取り扱う商品の雰囲気がずいぶん変わったなという印象があります。日本のブランドが際立っているときもありましたし、メキシコのカラフルさが溢れているときもありましたよね。

 

矢野さん

「実は、日本とインポートの取り扱いの割合というのは、ずっと変わっていないんです。メキシコのデザイナーに出会ったのも偶然、パリの展示会でした。当時の彼女の作るものに共感し、紹介したいと思いました。流行っているから、というのではなく、『偶然の出会い』を大切にしています」

 

 

displey

 

earthenware

<矢野さんが「出会った」ものたちが、丁寧にディスプレイされている。ちえちひろ」の陶器も今シーズンから展開>

 

 

お話を伺い感じた事は、矢野さんこそ、まさに「フェミニンフェミニスト」!好きなもの、やりたいことが明確で、時代の空気を感じ取りながら、クリエイティブに生きる大人の女性。

 

これからのLamp harajukuがますます楽しみになり、ますますファンになってしまった。

 

 

2shot

<いつまでもガーリーで、ステキな女性。矢野さんと一緒に>

 

 

最後に今シーズン、2015年春夏のオススメのアイテムをスタッフの上村礼(うえむら あや、以下上村さん)さんに教えてもらった。

 

上村さん

 

「春夏は、コンテポラリーな雰囲気の中に日本の良さを取り入れる、というのがひとつテーマです。色は、ネイビーと白が基調で、そこに黄色やピンクが入りポイントになります。特にオススメのブランドはYAB-YUMのデザイナーの1人パトリック・ライアンさんが手がける「Petit Costume(プチコスチューム)」で、Lamp harajukuのためだけに作ってもらっているお洋服です」

 

rack2

 

rack1

<白を基調とした店内に春色の洋服たちが映える。リニューアル前と比べるとスッキリとして落ち着いた雰囲気に>

 

 

staff

<いつもオシャレで明るいスタッフの皆さん。彼女たちと話していると、もっとオシャレがしたくなる!>

 

 

定番の人気ブランドの洋服や小物に加え、紅茶や陶器、アロマグッズや植物などの取り扱いも始まった。これから続々と入ってくる新作や、ウィンドウ・インスタレーションも要チェック!!

 

春夏の「戦闘服」を探しに、『Lamp harajuku』へぜひ出かけてみて!!

 

 

text:Aico Kawakita
北海道出身。現在フリーで活動中のシンガーソングライター。Púca[プーカ]というユニットの活動をメインに、ソロでも目下レコーディング中。ファッションとアートが好きで、衣装製作なども手がける何でも屋。
http://pucapuca.jimdo.com/
Instagram:@aicokawakita


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