日本人に古くから親しまれてきた“大豆”。この大豆で作られる豆乳を乳酸菌の力で発酵させた「豆乳ヨーグルト」が、いま理想の健康食として注目が高まっています。一般的なヨーグルトは牛乳の乳糖を栄養に乳酸菌を発酵させたものですが、「豆乳ヨーグルト」は大豆のオリゴ糖を栄養にして乳酸菌を発酵させたものです。
なぜ「豆乳ヨーグルト」が理想の健康食として注目されているのかと言うと、、、
・免疫力アップに効果あり(風邪をひきにくくなる、花粉症の改善も)
・筋肉を落とさず肥満を防ぐ(基礎代謝はそのままで、中性脂肪を落とす)
・血管が若返る(血液サラサラ、悪玉コレステロールを抑える、動脈硬化を改善)
・更年期症状を緩和(女性ホルモンのような働きも)
・腸内環境を整える(善玉菌が増えて腸が元気に。便秘解消も)
・骨を丈夫にする(骨粗しょう症対策に)
・きれいで元気に(肌や内臓の循環を良くする)
といった、美容や健康にとっての効能が高いから。
また日本人の食生活の中心となる“和食”は、カルシウム分が不足しがち、かつ塩分が多い食事になりがち(何にでも醤油をかけて食べますよね)という欠点もありますよね。「豆乳ヨーグルト」には体に吸収されやすい乳酸カルシウムが豊富に含まれていて、原料の大豆には体内のナトリウムを尿といっしょに体外に排出する働きがあるカリウムがたっぷり含まれているので、塩分摂りすぎの弊害を防いでくれます。
さらに最近のヨーグルトの乳酸菌と免疫機能に関する研究では、ヨーグルトを継続的に食べることでぜんそくなどの過激なアレルギー疾患に関係する“グロブリン”を抑えることもわかってきていて、これからの季節の悩みの種「花粉症」の対策にも効果を期待できるんです。
今回はとっても簡単な「豆乳ヨーグルト」のレシピをご紹介します。ぜひ自宅で手づくりを楽しんでみてくださいね☆
|土鍋でつくる「豆乳ヨーグルト」
<材料>
ヨーグルト(プレーンタイプ)……大さじ4
豆乳……1リットル
土鍋、スプーン
<つくり方>
1.ヨーグルトを土鍋に入れる
2.豆乳を入れる
3.よく混ぜ合わせる
4.土鍋を火にかける
※2分前後(季節やヨーグルトの種類による)で、ほんのりあたたまるくらいが目安。沸騰させないように注意!
5.蓋をしてそのまま置く
6.数時間でできあがり
*完成したヨーグルトは冷蔵庫で保存して3日くらいで食べきりましょう
ちなみに「豆乳ヨーグルト」はそのまま食べても、フルーツやジャムをトッピングしてもOK。
また、いつものおかずに豆乳ヨーグルトをプラスすれば、料理にコクが出て調味料を減らすこともできるそうです。
★みそ汁+豆乳ヨーグルト
【コクが加わって、みその分量を2~3割減量可能】
★豆乳ヨーグルトにおろしにんにく、オリーブオイル、塩、こしょうを合わせてドレッシングに
【コクが加わってやみつきになる美味しさ】
なお今回紹介した「豆乳ヨーグルト」の効能、つくり方、アレンジ方法は、こちらの『豆乳ヨーグルトが効く!』(発行:主婦の友社)により詳しく書かれています。
ぜひ「豆乳ヨーグルト」を活用して、手軽に食生活の改善に取り組んでみては??
2015/02/04| TAGS: beauty
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