寒い日が続いたと思ったら、急に暖かくなったり。冬から春への季節の変わり目、体調を崩して病院に行くという方も少なくないのでは? そして、いざ病院で診察を受けると、お医者さんに普段の食生活の改善を薦められることもありますよね!? そんなとき、ふと「普段お医者さんが健康のために食べている食品って何だろう?」って気になったりしませんか?
このたび医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」 が実施した7万人のお医者さんを対象にしたアンケートで、お医者さんたちが普段健康のために心がけて摂取している食品TOP5が判明。その気になる結果がこちらです。
|第1位 トマト
・トマトは毎日朝に酢とオリーブオイルでたべる。 (30代、 呼吸器内科、 女性)
・毎日トマトジュースを朝飲みます。 (50代、 麻酔科、 男性)
・できるだけ生で食べる。 (50代、 一般内科、 女性)
|第2位 ヨーグルト
・ヨーグルトは腸内細菌の環境を整え、 アレルギ―、 免疫機能の改善をする。 (40代、 一般内科、 男性)
・カルシウムのために、 牛乳、 ヨーグルト、 チーズを毎朝とっています。 アメリカでは3 a dayと表現しているようです。 (40代、 一般内科、 女性)
|第3位 納豆
・納豆などの大豆製品がホルモン系の悪性腫瘍を抑制する効果あり。 (30代、 一般内科、 男性)
・血をサラサラにするものとして納豆、 オクラの摂取を心がけている。 (40代、 呼吸器内科、 男性)
|第4位 ブロッコリー
・野菜についてはブロッコリーを含む、 アブラナ科の野菜を選ぶことが多い。 オリーブオイル併用での無水調理が定番。 (50代、 健診・予防医学、 男性)
・ブロッコリーはタンパク質がかなり多いのでおすすめ。 (40代、 麻酔科、 男性)
|第5位 りんご
・朝にりんごと温かいもの。 (30代、 神経内科、 女性)
・毎朝、 りんごとヨーグルトを食べてます。 (50代、 一般外科、 男性)
【アンケート結果「健康のため積極的に食べている物 は?」(回答は複数選択式)】
このように、良質なビタミン、乳酸菌、タンパク質などを多く含んだ、一般的にも健康に良いと言われている食品が上位を占めていることがわかります。
またアンケートでは、お医者さん自身が食事をする際に心がけていることも聞いています。
回答として多かったのは「バランスのよい食事を心がけている」「野菜や発酵食品を多く摂取するようにしている」「朝食・昼食はしっかり、 夕食は軽めに取る」というものだそうで、 食事する時間帯は「夜21時以降はなるべく食べない」「規則正しく食事を取る」、 食事の際には「野菜から食べるようにしている」「ゆっくり食べる」「腹八分目にとどめておく」といった工夫をしている人が多いことも判明したと言います。
《お医者さんが食事をする際に心がけていること》
・1日3食バランス良くよく噛んで食べる。 食べる順番は、 懐石料理のように、 野菜からはじめ、 魚系のタンパク質、 最後に炭水化物(すぐに腸管から吸収されない、 16穀米、 全粉粒の麺、 パンなど)をいずれもできるだけ高温で調理しないようにし、 最後に少量のデザートを食べる。 AGE(最終糖化産物)をできるだけとらないように心がける。 (50代、 循環器内科、 男性)
・野菜から先に食べることで、 食後血糖値の上昇を抑える。 また、 そもそも塩分を控えて薄味にすることが非常に大事。 (40代、 一般外科、 男性)
・「何でもバランスよく食べる」のが大切だと思っています。 食事を楽しんで、 美味しく食べる、 ように心がけています。 (60代、 病理、 男性)
・高齢化社会において、 運動量減少による筋や骨の脆弱化が怖いため、 その衰えに対し、 カルシウムや蛋白質の摂取が必要。 他には、 諸ビタミン類も取る。 肉が好きなお年寄りは、 元気です。 脂はダメなので、 肉や牛乳など低脂肪の物。 (50代、 一般内科、 男性)
・野菜の栄養が逃げないようにレンジで加熱。 冬は鍋料理で野菜や肉、 魚など水炊きにして、 残った時は翌日 雑炊やうどんをいれて、 溶け出してしまった栄養を捨てずに最後まで使う。 果物はヨーグルトに入れたり、 子どもと朝食の際に食べる。 夕食はご飯は少なくし、 おかずメインに21時以降は食べないようにしている。 また、 だしをしっかりとることで減塩に心掛けている。 油はオーブオイルをすべてに使用している。 1日30品目を目標に、 食事のコマを毎月1回確認している。 (50代、 その他、 女性)
・夕飯に納豆やキムチ、 味噌汁、 ヨーグルトの2~4種は必ずとり、 極力朝にバナナを食べている。 腸の免疫が、 全身の免疫のカギと考えているため。 また、 ヨーグルトに少量のシナモンをくわえている。 これは毛細血管の強化作用を有するので、 老化を防ぐ目的で。 (40代、 病理、 男性)
・同じものを食べ続けない。 タンパク質は熱を加えることを基本(マメ、 肉、 魚)。 形有るものをしっかり咀嚼して食べることが基本。 (50代、 脳神経外科、 男性)
・酢(黒酢、 梅酢)は毎朝朝食前に杯一杯(40mL)、 一気に飲む。 朝食にはヨーグルト、 夕食、 もしくは夜食にチーズを取る。 これをし始めてから血圧が下がりました。 (40代、 整形外科、 男性)
このアンケートの結果と、自分の食生活を比較してみると、良かった点や改善すべき点がいろいろ見つかるはずです。ぜひ細かくチェックして、日々の健康のためにも自分の食生活を改めて振り返ってみましょう♪
top image:(c) Viktorija / Dollar Photo Club
2015/03/19| TAGS: lifestyle
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