湿度も温度も共に高くなる夏。そんな、夏に気になることの1つが「体臭」。あなたはご自分の臭いを気にされたことありますか? 制汗剤使ってるし、汗拭きシートも使ってるし、大丈夫!というそこのあなた! 外側からだけでなく、身体の内側からも体臭対策してみませんか?
一度、昨日食べたものを思い出してみてください。
夏に食べたくなる、スパイスたっぷりのカレー。そして、ビアガーデンや居酒屋さんにある、揚げ物やラーメン。「冷たいもののみた~い」「食べた~い」と、甘いお砂糖などが入った清涼飲料水、アイスクリームなどなど。
実は、これらが、体臭の原因になるとも考えられます。
では、なぜ原因になるのか?
それは、汗は時間が経過すると、脂質やアミノ酸、タンパク質などが「皮膚常在菌」という雑菌によって酸化や分解されてしまうため。ですので、脂質の多いものを食べ過ぎると、きつい臭いの汗がでてしまうのです。
また、脂質や糖質の多いものを食べ過ぎてしまうと、血液の流れが悪くなり、糖尿病や、脂質異常症などの生活習慣病の起因になってしまいます。糖が身体の中できちんと分解できないと、甘酸っぱい臭いのする体臭になってしまうことも。さらに便秘にもなりやすくなるので、体臭が増してしまう原因にもなります。
この、糖質や脂質を分解するためには「ビタミンの力が必要」です!! ですので、ミネラルやビタミンたっぷりのお野菜をとることがとても大事。もちろん、脂っこいものや甘いものを食べても大丈夫! その時には、ぜひ、両手いっぱいのカラフルなお野菜を一緒に食べてみてください。
便秘も解消でき、一石二鳥です。
そして新鮮なお野菜をいただくなら、やはり今話題のジャーサラダがおすすめ。
お好きなお野菜を薄く切ったり、千切りにしてお気に入りの瓶につめましょう! ドレッシングはお好みで(ドレッシングは一番最初に瓶に入れると作りやすいですよ)♪
写真のジャーサラダは自家製の「塩レモン」をドレッシングに使いました。今の季節だと、身体を冷やす効果のあるきゅうりやトマト(身体を冷やしやすいので食べ過ぎには注意!)を中心に組み合わせを考えるのも楽しいですよね?! ほてった身体をクールダウンしてくれます。
この夏、体臭予防のためにも「身体の内側」から働きかけてみませんか? ぜひ、お試しください。
text & photo:Yumi Akiyoshi
薬剤師の仕事をしていくうちに、食事の身体への影響について興味をもち、「身体は食事でできている」ということを実感。ヘルシーフード、ビューティーフードを日常生活に取り入れ、レシピ制作、生活指導を行っている。なぜ効果があるのか?を理解すると、取り入れやすい。食事を変えることで身体は変わっていくという「未病の大切さ」や「美容情報」を日々発信中。
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2015/07/21| TAGS: beauty
Yumi_Akiyoshi
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