梅雨も終盤。夏本番も間近となってきました。夏といえば、強い紫外線による肌のダメージや暑さによる食欲不振などなど、悩みはつきものですね。そこで夏に積極的に取りたい食材のひとつが「青パパイヤ」。今回は青パパイヤの栄養についてのお話と、タイの代表的なサラダ「ソムタム」のレシピをご紹介します。

 

 

 

｜青パパイヤって何？どんな栄養があるの？

 

 

青パパイヤは黄色いパパイヤの未熟果。国内だと沖縄や鹿児島で栽培されています。大根のようなくせのない味で、最近はスーパーなどでも見られるようになってきました。

 

パパイヤの代表的な栄養素といえば、タンパク質分解酵素『パパイン』は黄色い熟したパパイヤよりも青パパイヤの方が豊富に含まれています。タンパク質の消化を助けてくれるため、夏の暑さで低下しやすい消化の働きを助けてくれるんですよ。

 

また、抗酸化作用の高いポリフェノールは赤ワイン以上に含まれており、ビタミンCも豊富なのが特徴。紫外線でダメージを受けやすい肌のサポートも期待できます。

 

そこで今日は、そんな青パパイヤを手軽にたっぷり食べられる、タイの代表的なサラダ「ソムタム」をご紹介します。

 

 

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｜【レシピ】青パパイヤのソムタム

 

 

 

 

｜材料｜　２～3人分

 

青パパイヤ　4分の1個　　人参　6分の1本　　さやいんげん　4本　　プチトマト　8粒　　干しエビ　大さじ２　　ピーナツ 　大さじ１　　生唐辛子　2分の1本　　レモン汁　　大さじ２　　ナンプラー　大さじ1～２　　砂糖　小さじ１　　パクチー　少々

 

 

 

 

 

｜つくりかた｜

 

（１）パパイヤ、人参は千切り。プチトマトは半分に切る。さやいんげんはお好みの長さに切ってさっと湯がく。唐辛子は小口切りにし、辛いのが苦手な方は種を取り除いておく。ピーナツは少し砕いておく。

 

（２）ボールに調味料を合わせて、すべての材料を混ぜ合わせ、器に盛りパクチーを飾ってできあがり。

 

※ナンプラーはメーカーによってかなり塩分が変わります。まずは大さじ1で様子をみて、味がたりなかったら少しづつ足してください。

 

 

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今はナンプラーも一般的なスーパーで買うことができます。タイ料理というとお家で作れない。というイメージですがそんなことはありません。ナンプラー＆レモンで一気にタイ風に！

 

タイ料理が好きな女性同士、シンハービールを片手に楽しんでもらいたいな。と思って書いたレシピです。今年の夏はタイ料理をおうちで楽しんではいかがでしょうか？

 

 

text：nico’s kitchen 主宰　前田　量子
料理家。管理栄養士。ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。「皆様のご家庭をレストランに！」というコンセプトで、おもてなし料理、パン、お菓子のお教室を主宰。
http://ameblo.jp/nicos-1109/　前田量子のcookpad