毎日使うホームケアアイテム「シャンプー」。“オーガニック”、“ノンシリコン”など色々な処方のシャンプーがありますし、価格帯もいろいろですが、やはり大切なのは自分が求める効果効能に合ったものを選ぶこと。そこで今回は美容師さんたちに「シャンプー選び」のキホンを教えてもらいました。健やかな髪をキープするためにも、正しい知識を持っておきましょうね♪
|「アルコール系」「石鹸系」「アミノ酸系」の違いって?
シャンプーは”水”と”界面活性剤”で作ります。シャンプーのボトル裏面に成分表示がありますが、そこには“必ず”多く入っている順に成分が記載されています。その成分を確認することで、どういう特徴をもったシャンプーなのか見分けることができます。
【高級アルコール系】…市販で一番販売されているのが高級アルコール系シャンプーです。成分表示の上の方に「ラウレス硫酸」という成分が書かれています。
<長所: 泡立ちがいい、洗浄力が強い、価格が安い/短所:刺激が強い、肌が弱い方には向かない>
【石鹸系シャンプー】…自然派志向のシャンプーに多いシャンプー。成分表示の上の方に【脂肪酸】が書かれています。
<長所:洗浄力が高い、毛穴の汚れもとれる、刺激が弱い/短所:油分を取りすぎる、髪がパサつく>
【アミノ酸系シャンプー】…成分表示に「グリシン」、「メチルアラニン」、「グルタミン酸」などと書かれています。
<長所:低刺激 、 髪がきれいになる、肌に優しい/短所:価格が高い、洗浄力が弱い>
by 尾形拳
|聞いたことありますか?【経皮毒】と【シャンプー】の関係
オーガニックやナチュラルなものを使用する方が最近は増えてきて、世の中が健康ブームになってきました。 それと同時に【経皮毒】という言葉を耳にすることが増えてきたりしていませんか?
【経皮毒】は有害な化学物質を皮膚から吸収してしまうことです。皮膚には異物の侵入を防ぐバリア機能があるのですが、シャンプーにも使われている「合成界面活性剤」などが頭皮のバリアを壊してしまい、髪や頭皮の健康に悪影響を及ぼす原因になってしまうのです。しかも頭皮は腕(内側)に比べて3.5倍も経皮吸収率が高いと言われています。
この【経皮毒】に気をつけたい方は、ラウリル硫酸系、ラウレス硫酸系、スルホン酸Na、ポリソルベート、パレスといった成分に気をつけましょう!
by 神保 充(chezlion et nature)
|『オーガニックシャンプー』って本当に安心&安全?
「オーガニックシャンプーを使ってるから問題ない!」と思っている方も多いと思いますが、だからといってすべてが安心安全だとは限らないかも? というのも、日本では「オーガニック協会」はあるものの、「オーガニック」を証明する認定機関がないため実は定義が曖昧です。例えば少量の天然由来成分が配合しているだけでも「オーガニック」と表示できるのです。
※海外では「オーガニック」と認められている“エコサート”、“ビオコスメ”などの認定機関が認めるマークがあります。そのマークが表示されているものは安心・安全です
by 神保 充(chezlion et nature)
|美容師が選ぶ『本当に髪にいい』シャンプーって?
シャンプーはヘアケアの中でも基本中の基本。 髪の毛のダメージを抑えたり、キューティクルを保つには自分の髪に合ったシャンプーを使って正しくケアする必要があります!! 髪の毛がまるで別人の髪のように変わることもありますし、オシャレなスタイルを楽しむためにも自分に合ったシャンプーを選んでくださいね。
2015/10/08| TAGS: airly
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