2015年11月5日(木)、6日(金)の2日間に渡り、スキンケアブランド「KIEHL’S SINCE 1851(キールズ)」によるアジアシンポジウムが初めて東京で開催され、アジア各国のメディアが集結しました。ニューヨークの本社からはブランドアンバサダーと製品開発に携わる博士が来日。2016年発売のアイテムのプレゼンテーションをはじめ、さまざまなアクティビティが催されました。今回はその様子をレポートします♪
【キールズ アジアシンポジウム2015 DAY1】
1日目は、代官山・CARATO 71にて来年発売のマスクやUV製品、バームなどのプレゼンテーションから始まりました。
【超・乾燥肌のために開発された高保湿バーム!キールズ モイスチャーバーム UFB 50g ¥4,200(税抜) 2016年 1月29日(金) 新発売】
【写真左から、くすんだ肌に活力を吹き込み健康的な肌を取り戻す「キールズ スキンチャージ マスク」、大気汚染ダメージから守る革新的なフェイシャルマスク「キールズ スキンディフェンス マスク」。両製品ともに2016年8月発売予定】
【超敏感肌向けに開発された「キールズ DS ミネラルUVディフェンス」。2016年3月発売予定】
プレゼンテーションでは、世界共通の肌問題や使用された成分、臨床研究、消費者テストの結果などの製品開発秘話が発表されました。特に印象的だったのが「大気汚染が及ぼす皮膚への影響」について。シミやシワ、くすみ、バリア機能の低下、肌の早期老化などに大気汚染がつながってくるんだそうです。
その大気汚染ダメージから肌を守る革新的なアイテムが「キールズ スキンディフェンスマスク」。大気汚染対策としてのスキンケアアイテムは珍しく、2016年注目されるアイテムになるのではないでしょうか。
【キールズ プロダクト イノベーション・シニア バイス プレジデント ロベルタ・ワイス氏】
【キールズ スキンケア研究所所長、リサーチ&イノベーション担当マネジャー ジェフリー・ジェネスキー博士】
そして驚いたのが、キールズの臨床研究や消費者テストのデータが多いこと。その中でも印象強かったのが、アドベンチャーテスト。「キールズ モイスチャーバーム UFB」では2人のバックカントリースキーヤーの協力を得て、アクセスが極めて困難な雪山と氷河の地で、有効性・安全性のテストを実施。2人のスキーヤーからは「過酷な環境条件下でも肌への保護効果が高い」と評価するコメントがよせられていました。
プレゼン後はウェルカムランチ。会場を中目黒・THE WORKSへと移し、野菜を中心とした自然素材が味わえる優しい味わいのメニューが提供されました。
【器やマットには和紙が使われており、日本らしさが感じられました。】
そしてランチ後は代官山・CARATO 71に戻り、各国ごとにブランドアンバサダーと製品開発に携わる博士にインタビューする機会が設けられました。安全性、信頼性、効果のバランスを重要視していると話され、使用する成分や配合率のこだわりなど、ひとつひとつのアイテムに対する思い入れがたくさん伝わってきました。
【ブランドアンバサダーのロベルタ・ワイス氏は、新しい製品を開発するにあたり「人」を観察することでインスパイアされるんだそう。ちなみに、一番好きなアイテムは「DS プランプ セラム」だそうで、朝晩に目元と顔全体に使っているそうです】
その後はアクティビティが開催。キールズのイベントでは毎回ユニークなアクティビティが用意されており、今回も参加者全員が夢中で楽しんでいました♪
【製品にちなんだ素材を使った体に優しいフードやドリンクが振舞われました】
【押し花を使ったワークショップでは、ボディフラワーやiPhoneケース、缶バッチ、しおり、キャンドルなどが体験できました♪】
そしてディナーは、場所を東京タワーのふもとTHE PLACE OF TOKYOに移動。Japanチームのテーブルでは、ジェフリー・ジェネスキー博士を囲み、日本のキールズチームの方と共に、和やかなディナータイムとなりました。
【デザートにはキールズのアイコンを型どったチョコプレートも♪ 小さなところまでコダワリが感じられました】
【キールズ アジアシンポジウム2015 DAY2】
2日目は、表参道IDOLにて、前日のディナーの席でジェフリー・ジェネスキー博士が「今回一番思い入れのある製品」と語ってくれた「キールズ DS マイクロピール コンセントレート」のプレゼンテーションから。
【キールズ DS マイクロピール コンセントレート。2016年4月発売予定】
成分に使われたのは、スーパーフードとして日本でも話題の“キヌア”の「殻」。これまでキヌアの製造過程で廃棄物として扱われていたキヌア殻が高いピーリング効果を備えていたことは、驚くべき発見だったとのこと。
ちなみにキヌア成分がフェイシャルスキンケア製品に配合されたのはキールズでは初だそうで、細胞のターンオーバーを加速し、荒れた肌のキメを整え、小ジワを目立たなくし、輝く肌へと導いてくれるとのことです。
【スペシャルゲストスピーカーのキールズ製品開発顧問皮膚科専門医のアダム・ガイヤー博士(右)をはじめ、ロベルタ・ワイス氏(中)、ジェフリー・ジェネスキー博士(左)も「今まで廃棄していたものを再利用でき、かつ調達地である南米ボリビアにも社会経済的発展をもたらすことができたことは、とても素晴らしいこと!」と喜びを話されていました】
会場にはキールズ提灯が飾られ日本のお祭りをイメージしたアクティビティも。
射的ゲームや着物に着替えて撮影するブースも設置されており、アジア各国のメディアのメンバーも日本文化を楽しんでいました♪
フェアウェルランチは虎ノ門のNOBU TOKYOに移動。テーブルの中央にはキールズのアイコンが隠されたミニ石庭が。
【さらにお土産として千代紙が用意されており、最後まで日本を感じられる内容。シンガポールチームと同じテーブルだったのですが、折鶴を折ってプレゼントしたりと、異文化交流も楽しめました♪】
2日間でキールズの新製品の魅力や世界観にたっぷり触れることができ、そして改めて日本の文化にも触れられる充実した内容のシンポジウムでした。そして2016年に新たに登場するアイテムへの期待もますます高まりました♪
インスタグラムでも、今回のキールズ アジアシンポジウム2015の様子がチェックできるので、ぜひハッシュタグから検索してみてくださいね!!
Instagram : #NATUREPOWERED #POLLUTIONSOLUTION
text & photo:Hiromi Anzai
大学生の頃、酷い肌荒れを起こしたことをきっかけにコスメに興味を持ち始める。
その後、某人気アパレルECサイトでファッションに携わりながら、約3年間コスメバイヤーとしても活動。気になるスキンケアやメイクアイテムは片っ端から試すコスメフリーク。
2015/11/28| TAGS: beauty
Hiromi_Anzai
きれいのニュース | beauty news tokyo