フェイスラインがたるんで「ほうれい線」が現れるのは、顔や頭の皮膚や「表情筋」の衰えのせいだけではありません。カラダは1枚皮ですべての部位がつながっているので、カラダの筋力不足と固さも「表情筋」をたるませる大きな原因になります。特に「表情筋」と関連しているのが「内転筋」と「肩甲骨まわりの筋肉」です。
「内転筋」とは“内腿の筋肉”のこと。「内転筋」が弱いと『顔面とつながっている筋膜群がゆるむ⇒顔をたるませてしまう』という現象が起きます。
そこで前回は顔のリフトアップ&バストアップのための、 「肩甲骨」をはがす2つの簡単エクササイズを紹介しましたが、今回は「ほうれい線」と関係の深い「内転筋」を鍛える簡単エクササイズを紹介します。
その「内転筋」は「足を内側にしめる動作」で鍛えることができます。『ボールやクッションを内腿にはさんでしめる』という動作を繰り返して行いましょう。
いかがですか? これならデスクワークの合間でもできるはずです。
ちなみにボディメイクの観点から説明すると、おなかに脂肪がつきやすい、腹筋が弱いとっても、だから“腹筋運動をすればいい”という単純なものではありません。実は「内転筋」と「腹筋」など骨盤底筋群は連動して働くのです。
ということは、「内転筋」が弱いと「ほうれい線」問題だけでなく、「腹筋」も連動してあまり効いてくれなくて“下っ腹ゆるゆるポッコリ”問題も引き起こしてしまいます。それに、「内転筋」が弱いと脚の外側を主に使うことになりますから、O脚になったり、筋肉が張りだした脚の形になりやすくなります。
さらに内転筋群は婦人科系や消化器とも関係が深く、「内転筋」が働いていないと、代謝がうまくいかず肌あれを起こしやすい体質にもなってしまいます。
日々の積み重ねが来年の、再来年の、ひいては10年後のカラダをつくります。簡単なので、ぜひ日々の習慣にしてみてくださいね♪
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text:Midori Narumiya
南青山の女性専用フィットネス「Studio-e(スタジオイー)」を主宰する美活ライフクリエーター。ピラティス・マスターストレッチ・ファスティング・筋トレなどのエキスパート。
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2015/12/10| TAGS: beauty
Midori_Narumiya
バストアップ
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