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【初めてのインド旅(前編)】新しい発見がいっぱい♪ カレーの聖地“南インド”を巡る旅

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ナマステ〜! イラストレーターの竹永絵里です。突然ですが、先日、初めてインドに行ってきました! インドは前々から行ってみたかったのですが、「お腹を壊す」「だまされる」とか、みなさんもご存知の“悪い噂”をたくさん聞いていたので、なかなか踏ん切りがつかないまま時を過ごしていました。

 

そんな時、偶然『インドよ!』(著:東京スパイス番長 発行:momo book)という本の刊行イベントに伺う事に。

 

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何気なく参加したイベントでしたが、著書である東京スパイス番長さんたちが語るインド、そしてこの本『インドよ!』に載っているインドは、自分が想像していたインドとは全く違っていて、俄然インドに興味が高まって「いつか行きたい!」が「近いうちに行きたい!」に変わり、私の旅先候補ランキングの上位にあがってきました。

 

ただ、インドは行く時期を選ばないと最悪な事態に。「暑くて何も出来ない…」なんてこともありえるのです。「気候的に1月〜3月あたりが狙い目だな…」なんて思っていたところ、東京スパイス番長のメンバーで、銀座にあるナイルレストランの三代目、ナイル善己さんが企画するツアー『インド南部 チェンナイ、トリバンドラム、コーチン都市周遊カレーの旅』が、テーマ性のあるツアーを数多く展開しているトラベルサライさんにより催行されるとの情報が! こんな貴重な機会は二度と無い!と思い、いざ参加してきました。

 

1月下旬、計7日間のツアーは、ナイル善己さんが同行してくださるので、とにかく料理が間違いなく美味しいのです! 最近は個人旅行ばかりだったので、正直ツアー参加にあたって「団体行動がとれるか」「個人旅行ならではの自分で旅している感が味わえないのではないか」などなど心配だらけでした(結果的にはそんな心配は全く皆無で参加者の方ととても仲良くなれましたし、インドのように少し治安に不安を感じる場所は、安心安全なツアーも良いなと思いました)。

 

 


 

 

では、実際どんなところを巡ったかというと…こんな感じ。“南インド”を中心に回ってきました!

 

 

 

 

インドは想像以上に広く、同じ時期でも場所によって気温が全く違います。1月の“南インド”はとても暖かく、日本の夏と同じ格好で快適に過ごせます。

 

初日と2日目は「チェンナイ」へ。チェンナイはインド4大都市の1つ。とても賑やかで活気のある町でした。噂どおり、道ばたに牛が普通に歩いていました。

 

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まずは寺院をお参り。装飾がとても美しい!

 

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ランチは地元の人にも人気のチェーン店「Saravana Bhavan(サラヴァナバワン)」でミールス(南インド料理の定食の名前)を食します。種類の多さは圧巻の一言です!

 

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【今回の旅の食事はナイルレストラン三代目のナイル善己さんによるセレクトなので、どれも美味しいのです!】

 

食後は、カトラリーショップへ行ったり、市場によったり。市場で歩いていたら、横にいた牛のしっぽがバシっとあたってきました(笑)

 

また夕食はチェンナイの高級ホテル「タージコロマンデルホテル」にて。料理のデモンストレーションを見学し、その後、南インド料理のフルコースを堪能。南インド式コーヒーもいただきました。

 

 

 

3日目はバスで移動し「ポンディシェリー」へ。ポンディシェリーは元フランス領で、フランス好きの私としては、フランスとインドの融合になんとも魅力を感じる素敵な町。町中を散策するだけでとてもウキウキとした気分になれます。

 

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ポンディシェリーに向かう途中では、塩田に立寄り。塩の結晶がこんなに美しいとは!!

 

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塩田で働いている皆さんも良い感じ。写真撮影のあとはお決まりのチップおねだりが(笑)

 

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4日目はポンディシェリーからチェンナイ空港へ移動し、飛行機に乗って「トリヴァンドラム」へ。インドは広いので飛行機での移動が必須です。チェンナイ空港に行く途中にマハバリプラムで数々の遺跡群を見学!

 

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赤いサリーを着たとても美しい女性たち。カメラを向けると、とっても嬉しそう!

 

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トリヴァンドラムへ到着したのは夜。夕食はナイルレストランのスタッフさんの家にお招きいただき、インドの家庭料理を堪能!スパイスを使っているのに優しい味。とっても美味しかった〜!

 

 

 

5日目はトリヴァンドラムからバスで移動し「トッタパリー」へ。トッタパリーで船に乗りバックウォータークルージングがはじまります!

 

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ハウスボートと呼ばれる船で水郷地帯を巡り、田園風景や水郷地帯に住む人の生活が見られる人気のクルーズ。ハウスボートには専属の料理人がいて、船内で、昼、夜、朝と南インド料理が満喫できるのです!

 

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夜は船内に宿泊。 ゆったりと動くハウスボートで過ごす時間は、日常の慌ただしさを忘れさせてくれる、とても心地のよいものでした。

 

 

 

6日目、ハウスボートは朝に「アレッピー」へ到着。その後バスで「コーチン」へ移動します。途中でスパイスマーケットを散策したのですが、インドらしいごちゃごちゃ感がたまりません。

 

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へんなマネキンらしきものを発見(いちいち面白いです、インド)!

 

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コーチンでの昼食は、ナイル善己さん一押しの「グランドホテル」のレストランにて。フィッシュカレーをはじめ、出てくるもの全てがとっっても美味しかった!!

 

 

 

そしていよいよ最終日、7日目はコーチンから飛行機で「デリー」へ。最後の最後に、インドの首都デリーを訪問。ちょうど祝日と重なり、立ち寄ったスーパーは年末のアメ横以上の混雑! レジに並んでいたら客同士の乱闘がはじまり、危うく巻き込まれそうになり、最後の最後でインドの洗礼を受けました(笑)

 

 

 

あっという間でかなり充実した7日間。インドは食、人、文化、あらゆる面でとても素敵な国でした。 次回【初めてのインド旅(後編)】では「インド旅のコツ」を教えちゃいます!

 

 

text:竹永絵里


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