紫外線が多い季節になりましたね。紫外線予防は1年中必要ですが、特に注意する時期は5月~9月です。時間帯でいうと9時~14時が一番危険です。
紫外線を浴びるのが3~4分くらいという短い時間であっても、お肌はダメージを受けます。日焼け止め剤のお肌の負担や、効果的な使い方を覚えて、毎日欠かさずに使いましょう。
PA+の意味
日焼け止め剤は、おおまかに2種類に分類されます。紫外線拡散剤と紫外線吸収剤です。お肌に負担がかからないのは、紫外線拡散剤の方です。レジャーなどで、長時間外に出掛ける場合は、紫外線カット率の高い紫外線吸収剤でも良いと思います。
最近では、紫外線吸収剤をシリコンやカプセルなどでコーティングし、肌への刺激を抑える技術なども開発もされています。
紫外線にはA波(UV-A)とB波(UV-B)があります。
A波は衣服を通り抜けて肌の奥深くまで届き、コラーゲンを破壊します。
このA波を防ぐ指標がPAで、+の数が多いほど効果が高いことになります。
一方B波は肌表面への影響力が大きく、肌が黒くなる直接の原因とされています。
SPFの値が大きい程、お肌への影響を受け始める時間を引き伸ばせます。例えばSPFが15の場合“日焼け止め剤をつけた時間から20分×15=300分”ということになり、日焼けを5時間食い止められるということになります。
日焼け止め剤のお肌への負担
パッケージに記されたSPFやPAは、数字が大きいものや+マークの多いものを選んだ方が良い気がしますが、値の高いものはその分だけお肌に負担をかけます。
日焼け止め剤は数種類用意して、シーンに合わせて使い分けることをお勧めします。
肌質別、日焼け止めの剤選び方
普通肌・敏感肌の人は、「日焼け止めクリーム」がベストです。クリームタイプの日焼け止めは、保湿効果に優れており、肌によく馴染みます。
脂肌の人は、「日焼け止めミルク」です。脂肌の人の場合、マットな感触のミルクローションを使用すると、他タイプの日焼け止めに比べ、肌がサラッと仕上がるのがよく分かると思います。
顔の細かい部位や、鼻、目の周囲といった部分を、より丁寧に塗りたい場合には、スティックタイプの日焼け止め剤が使いやすいです。
重ねづけをお勧めします。
なお、日焼け止め剤の消費期限は、どんなに長く使っても1年以内です。これからの季節、日焼け止め剤を上手に使って紫外線をカットし、お肌を守りましょう。
text:GODMake Press編集部
2016/04/14| TAGS: beauty
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