「うわ!テカってる!?」本格的な夏を目の前に、やはり気になるのは化粧崩れ。中でも肌の「テカリ」は悩みどころではないでしょうか?“どのみち同じ「テカリ」なら、ツヤ肌にみせてしまおう!”今回はそんな方法をお伝えしていきます♪
なぜテカるのでしょう??
そもそも、なんで夏に近づくと肌ってテカるんでしょうかね。
「油分が多いから」「毛穴が大きいから」なんて声を聞くこともありますが、その原因!実は「油分」でないところにあるってご存知でしたか?
テリとツヤの違い
「テリ」というとどんなイメージでしょうか?料理だと、鶏肉の照り焼きなんかもありますよね。この料理、タレに合わせる前におそらく焼くと思うのですが、そうすると鶏肉の水分が蒸発して脂のうまみがギュッと凝縮します。そこへみりんや醤油でつくったタレを加え、少し煮詰めていくと「ツヤ」が出てくるのですが、夏の「テカリ」はまさにこれと同じ現象が起こっているのです。
油分の多い「テカリ」
フライパンの鶏肉と同じように、私たちのカラダからも水分は蒸発していきます。皮膚から失われていく水分量だけでも1日約600ミリリットル、増量タイプのペットボトル一本分ほどなんですね!夏になるとどんどん気温は上がるので、ますますその量は増えていきます。そんな蒸発を防ごうとあらわれるのが「テカリ」、そう私たちを困らせるはずの皮脂です。
水分が多い「ツヤ」
体重の約2パーセントの水分が減るとのどの渇きを、約6パーセントの不足で頭痛や眠気を、約20パーセントになると死にいたるといわれるほど、カラダの水分は大切なものです。それを少しでも防ぐために、夏の「テカリ」は一生懸命に肌を守っていたのですね。「テカる=水分不足」なのです。ですので、水分を補うと頑張っていた油分も少し安心して、分泌を少なくしてくれます。照り焼きチキンにみりんや醤油を入れると「ツヤ」へと変わるように、テカリからツヤへのポイントも実は「水分」にあったのです。
皮脂を味方にするベースメイク
そのため、夏場のテカリはアブラとり紙で取り除くだけでなく、化粧水などで水分を補うこともポイントです。ではそもそものメイク、特にベースメイクはどうするのが良いのでしょうか?
テカリやすい部分は主に「Tゾーン」や「あご先」ですが、ここからは、活発に皮脂が出ます。ですので、油分が少ないベースを使ってあげるのがポイントです。パウダーファンデーションですと、メイク後に油分と粉が混ざり合ってくれることに加え、塗り直しもしやすいので夏は重宝してくれます。一見悪者に見える皮脂ですが、味方にするといいことも盛りだくさん♪
カラダの内と外からの水分補給を充分にしながら、夏のテカリも上手にツヤ肌へと変えていきましょう♪
text:GODMake Press編集部
2016/05/23| TAGS: beauty
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