30代になると、10代、20代には何も感じなかったのに、急にお肌に変化が出て来たように感じる人が多くなります。シミなどの目に見える変化から、突然乾燥肌や敏感肌になってしまった、といった肌質の変化まで、悩みの内容はさまざまだと思います。これまでは簡単なスキンケアで済ませていた人も、エイジングケアを考え出す年代、といえるかもしれません。今回は30代のエイジングケアについてご紹介します。
30代のエイジングケア
コラーゲンやセラミドなど、肌の弾力を支える成分がどんどん減少していくのが30代です。また、コラーゲンが減少したり、エラスチンが変形したりといったことも起こってきます。くすみが気になりだすのもこの年代です。
30代のスキンケアでは、乾燥対策を怠りがち。まずは保湿をしっかり行い、気になるくすみやしみのケアとしては、古い角質層を除去して、お肌の再生サイクルを正常化させるピーリングなども取り入れていきましょう。
30代のスキンケア法をチェック
30代のスキンケアでは、角質層にしっかりと保湿成分を浸透させて、うるおいを守ることが一番大切。スキンケアの手順をひとつひとつ大事にしていきましょう。
1.洗顔、保湿
洗顔では、洗いすぎないことを意識します。朝の洗顔は、夜についた汚れを落とすだけのつもりで行います。ぬるま湯で洗顔した後は、しっかりと保湿しましょう。皮膚が薄い目元など、紫外線の影響を受けやすい箇所は乾燥しやすくなります。気になる部分はアンチエイジング化粧品の重ねづけで重点的にケアをして下さい。
2.メイクの後にワンクッション
メイクの後にワンクッションメイクをし終わったら、肌にふれて状態を確認します。化粧浮きが気になるときには、手のひらに保湿剤を少量のばし、顔全体をハンドプレスします。
3.日中もこまめに保湿を
小型の保湿クリームなどを持ち歩き、紫外線を浴びて乾燥が気になったら、こまめな保湿を心がけて下さい。
4.忙しくてもスキンケアをさぼらない!
仕事や育児に追われる年代だからこそ、毎日続けられるシンプルケアを意識して。素早く手軽にスキンケアできるアイテムを選ぶことが、美肌づくりのポイントです。
5.週に1度はスペシャルケアを!
角質を落とすピーリングケアなど、週に1度はゆっくりと肌をお手入れする時間を作るのも大切。素肌力アップを目指しましょう。
今、ケアしないといけない理由
女性のお肌は、20代で皮脂分泌量がピークを迎えます。
30代で肌の乾燥が気になり出すのは、皮脂の分泌量が減ってくるためです。20代の頃と同じスキンケアをしていると、知らず知らずに乾燥を招いてしまうのです。
お肌の乾燥が進むと、お肌が持っている本来のバリア機能が低下してしまい、さらなる乾燥を招くという悪循環に陥る可能性もあります。
対策としては、ヒアルロン酸やコラーゲン、コンドロイチンなど、保湿成分が入っている基礎家用品でしっかりと肌にうるおいを与えるケアをすることが有効です。
また、仕事や家庭のストレスが血行不良を招き、くすみやすくなるケースも目立ちます。半身浴で体を温めたり、蒸しタオルを使ったりして、血行を促進することも意識しましょう。
いかがでしたでしょうか?次回は40代のエイジングケアについてご紹介します。
text:GODMake Press編集部
2016/05/17| TAGS: beauty
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