歴史ある駅舎を展示室とする東京ステーションギャラリーでは、グローバル金融グループUBSの30,000点にも及ぶアート・コレクションより厳選された12人アーティストの約80点の作品を一堂に集めた「12 Rooms 12 Artists UBSアート・コレクションより」が開催中です。
【<左> ルシアン・フロイド《裸の少女の頭部》 1999年、油彩、カンヴァス、©Lucian Freud Archive/Bridgeman Images UBS Art Collection <右上> エド・ルーシェイ《スタンダードのスタンド》1966年、リトグラフ、紙、©Ed Ruscha. Courtesy Gagosian Gallery UBS Art Collection <右下> 陳界仁 チェン・ジエレン《ファクトリー》2003年、ヴィデオ、©Chen Chieh-Jen. Courtesy of the artist and Chi-Wen Gallery UBS Art Collection】
ギャラリー内は12の部屋に見立てられ、各部屋にアーティストの作品を展示。ルシアン・フロイドやエド・ルーシェイなど日本でその集大 成を見る機会が稀なアーティストの作品をはじめ、荒木経惟(あらきのぶよし)の日本初公開となる作品群、小沢剛、台湾出身の映像アーティスト、チェン・ジエレン やブラジル人女性作家 リヴァーニ・ノイエンシュヴァンダー、イギリス人映像作家アイザック・ジュリアンなど、幅広くキュレーショ ンされた作品が展開されています。
【生ける伝説的アーティスト、エド・ルーシェイの作品がずらりと並ぶ今回の展示室は一見の価値あり】
【20世紀イギリスを代表する画家で精神分析学者ジークムント・フロイトの孫としても知られるルシアン・フロイドの油彩と版画約30点をまとめて見ることのできる機会は稀です】
【荒木経惟(あらきのぶよし)の日本初公開となる作品群『切実』も】
【小澤剛の作品群『ベジタブル・ウェポン』】
また会期中には、エド・ルーシェイに造詣が深い写真家・ホンマタカシ氏、グラフィックデザイナーの田中義人氏らによるワークショップや、世界的彫刻家であるアンソニー・カロの作品を通したワークショップなども開催されるそうです。
ぜひこの機会に足を運んで、趣のある空間で出会える鮮烈な作品を堪能してください。
12 Rooms 12 Artists UBSアート・コレクションより
現在開催中(〜2016年9月4日(日)まで) ※休館日:月曜日(7/18は開館)、7/19(火)
会場:東京ステーションギャラリー(東京駅丸の内駅舎内)
開館時間:10時〜18時(入館は閉館の30分前まで) ※金曜日は20時まで
入館料:一般 ¥1,000(¥800)、高校・大学生 ¥800(¥600) 中学生以下は無料 ※()内は20名以上の団体料金
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201607_12rooms.html
top image:小沢剛 《ベジタブル・ウェポン―番茄(トマト)火鍋/台北》 2005年 Cプリント ©Tsuyoshi Ozawa UBS Art Collection
2016/07/04| TAGS: fashion
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