パッと見たところ東南アジアあたりにある古代遺跡と思える門構えのこの建物は、山梨県富士河口湖町にある「久保田一竹美術館」。ここは、室町時代に栄え(江戸時代初期には姿を消した)「辻が花染め」という伝統技術を現代に甦らせ、国内外で高く評価されている染色家・久保田一竹さんが1994年に河口湖畔に自ら建設した美術館なのです。
ガウディの建築みたいという声も一部で上がっている新館の「蜻蛉玉ギャラリー」をはじめ、建築物や庭などにも久保田さんの美意識が反映されているこの美術館は、2009年度版ミシュラングリーンガイドでなんと3つ星を獲得するなど海外からも大注目を浴びるアートスポット。
【新館】
樹齢1000年を超えるヒバの大黒柱16本を使ったピラミッド型の本館展示室や、久保田さん本人がインドやアフリカ、東南アジアなどから集めてきたインテリアを配置した茶房など、世界中のさまざまな文化や技術が融合した空間は一見の価値があります。
【本館】
【茶房】
他にも、四季折々の植物・富士の溶岩・滝などが配置された庭園、久保田さんが愛する蜻蛉玉のアクセサリーや素敵なちりめんのアイテムなど豊富に取り揃えられたミュージアムショップなど、見どころいっぱいです。
【庭園】
【ミュージアムショップ】
ぜひこの夏の休暇に足を運んで、癒しのひと時を過ごしてはいかがですか?
久保田一竹美術館
開館時間:12月~3月…10時〜16時30分(入館16時まで)、4月~11月…9時30分〜17時30分(入館17時まで)
休館日:毎週火曜日、12月26・27・28日、その他特に定める日 ※祭日の火曜日、及び1月の第1火曜日は開館
入館料:一般¥1,300(¥1,100)、大学・高校生¥900(¥700)、中学・小学生¥400(¥200) ※( )内は15名以上の団体料金、就学前のお子様は無料、障害者手帳の提示で本人および付き添い1名は通常入館料の半額
所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町河口2255 TEL:0555-76-8811
http://www.itchiku-museum.com/
参照:日本とは思えない!? ミシュラン3つ星獲得の「久保田一竹美術館」が素敵♡
image出典:久保田一竹美術館公式サイト
2016/08/04| TAGS: It Wall
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