この世に生を受けるときに「自分自身で今回の人生の課題を決めて生まれてくる」と言われます。また「子供が親を選んで決めて生まれてくる」とも言われますが、生年月日から導かれる運勢という観点から親子の相性をみても様々です。
例えば、先日閉幕したオリンピックで親子二人三脚で偉業を成し遂げている選手を例に生年月日から導かれる運勢をみてみましょう。
■レスリング・吉田沙保里選手と父親の場合
吉田選手にとって父という存在は、いろんなことを決心したりするパワーを与えてくれたり迷った時には決断へと導いてくれる相性。”おまえならできる!”と背中を押されれば迷いも不安も吹き飛び自信をもってすすめる力をくれる人です。
■重量挙げ・三宅宏実選手と父親の場合
三宅選手にとって父という存在は、何度も何度もチャレンジする力を与えてくれる相性。”がんばれ!”と応援して支えてくれることで、心が折れそうな時にも目標に向かって何度も立ち上がることができるエネルギーをくれる人です。
■体操・内村航平選手と母親の場合
内村選手にとって母という存在は、何かを始めるときにとても力を与えてくれる相性。まさに今の内村選手を体操選手として生み出し導いた母。ずっと長く二人三脚でというよりは、事はじめにエネルギーをくれる人です。
このように、親子の相性、役割はそれぞれ異なるのです。
子供との相性は「子供が生まれた時期によって決まる」と言われるため、運勢を知ってコントロールしようとする方もいらっしゃいますが、やはり子供は神秘の授かりものであることから“与えられた宿命”と言い換えることができます。だからといって恐れずに、勇気をもって真摯に受け止め向き合っていくことが大切です。
ときには親子関係にチャレンジをもってくるパターンもあるでしょう。それは親子という密な関係の中で密な時間を過ごすことでその課題の学びをするよう与えられているからです。親子関係はその”究極”とも言えるかもしれません。
「人は一人では生きていけない」と言われますが、社会の中で家族・学校・会社・地域など様々な人との関わりが必ずあります。そもそも両親がいなければ人はこの世に存在しないのです。つまり、生まれたときからすでに人との関わりが始まっていて、内なる自己の成長においても、相手を通してもたらされる成長によるものがとても大きく、切り離せないものなのです。
だから自分の成長のために“学び”となるようなことが与えられたりします。相手のことは変えられないけれど、自分を変えることはできます。人は“学び”を通して相手にフォーカスするのではなく、自分が変わること成長することを求められているのです。
どんな境遇にあろうとも不満を抱いてばかりでは運を落としてしまいます。小さな幸せにも目を向け現状をポジティブに受け入れることで運を引き寄せ、人生をより豊かなものとしていきましょう。
text:Yukiko
2016/09/27| TAGS: lifestyle
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