近所の小学生たちと青春18切符を使って、泊りがけの旅をしたことがあります。彼らは、お年玉の一万円を握りしめてやってきました。
交通費と宿泊費をひいたら、残りは約1000円程度。それが彼らの旅の間のお小遣いです。毎食100円だけ、いただくことにしていたので自由に使えるお金は残り約600円。
「足りないよ~」
子供たちは文句を言いながらも楽しそうに考えていました。
宝くじを買って増やそうとした(子供だけでは買えないので私が代わりに購入しました)子供もいれば、ゲームで食事代まで全部使ってしまった子供もいます。
こうした旅のお金の使い方で人が見えることは子供だけではなく大人も同じです。
同じ1万円を使うにしても友人にお土産を買う人、食事や飲み代に使う人、オプションツアーに使う人と様々です。
どの使い方が正解というのはありません。
それは、その人の価値観が現れ、生き方が出ます。
私の場合、「あなた買うの?だったら私も買おうかなぁ」と人に流されて使うことだけはしないよう心掛けています。
たとえ数百円でも自分の判断で使いたいものです。
text:イシコ http://sekaisanpo.jp/
2016/10/14| TAGS: lifestyle
イシコ
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