生理痛は、子宮がキュッと収縮したり、内膜がはがれる時、血流が悪くて冷えた時、ストレスを強く感じた時などに起こります。
子宮内膜症などの病気によって悪化していることもあり、女性の体の健康状態を知る機会でもあります。
|痛み止めの薬は痛みが1番ひどくなる前に
生理がくる直前や、2日目など、人によって痛みのタイミングやピークは異なります。いつもどのタイミングで最も痛くなるかを把握しておくと、痛み止めを飲むのに役立ちます。
また30分から1時間くらいで痛み止めは効果が現れるので、少し痛み出したくらいで飲んでおくと安心できますね。できるだけ食後に飲んで、胃への負担を減らしましょう。
|痛み止めの飲み方で注意すること
便利な痛み止めも、「飲みすぎると生理痛に効かなくなる」という理由で飲むのを控える人がいます。しかし鎮痛剤は飲めば飲むほど効かなくなるものではありません。ツラい想いをして我慢するよりも、一回飲んでおけばかなり楽になります。
しかし気をつけたいのは、薬は痛みの原因を解決するわけではなく“痛みにフタをする役割”ということ。なので大切なのは、無理をせずに体を休めること。生理痛の原因となる体への負担を和らげてあげましょう。お腹周りをあたためて、リラックスして横になってなるべく安静にしてください。
それでもどうしても毎回痛くて、痛み止めを飲んでも良くならない人は、婦人科へ受診することをおすすめします。子宮内膜症などの病気のサインかもしれません。
『女性の一生の生理期間』を足し上げると、実は「約6年9ヶ月」※になると言われています。この長ーい時間のストレスが少しでも軽くなれば、女性の人生はもっと幸せになるはず。毎月女性に訪れる生理「仕方ないこと」だとあきらめずに、大切な自分の体と向き合って、いたわってあげてくださいね。
※…約6年9ヶ月=1回平均5日間×年平均13回×39年間(初経:12歳~閉経:50歳)で算出
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2016/10/05| TAGS: lifestyle
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