資生堂『マキアージュ』のTVCMや広告のメイクを担当、『東京ガールズコレクション 2016A/W』でメイクを監修した資生堂ヘア&メーキャップアーティスト・向井志臣さんが挙げてくれた、2016秋冬メイクの最旬トレンドキーワードは、
「ライトマット肌」「パウダレスチーク」「ナチュラルアイズ」「赤リップ」
の4つでした。前回の「ナチュラルアイズ」に続き、最終回となる今回は、1番の核とも言うべきリップメイク「赤リップ」についてお伝えします。
|カシス&ボルドーカラーが決め手。2016秋冬の「赤リップ」
今シーズンはリップに焦点を充て、メイク全体の核とするのが最大のトレンドです。カラーはカシス&ボルドー系やピュアレッドが大人っぽさを引き立ててくれます。ナチュラルなピンクや黄味系の赤は、子供っぽい印象にもうつるため、青み系のレッドを意識してチョイスしましょう。
【How to Make-up】
(1)大人っぽく、クールな印象に仕上がる赤をしっかりめに塗ります
(2)マットだと強めなモードになりすぎてしまうのでツヤを出すことで、強い印象のカラーにナチュラルさを加えます。
【使用製品:マキアージュ エッセンスジェルルージュ RS318】
カジュアル感を出したいときは指でぽんぽんと置くように、モードにキメたい時はペンシルで輪郭をとるようにしましょう。ツヤがある方が口元をきれいにみせてくれる効果もありますので、とにかくカラー選びが1番重要。自身にぴったり合う色味を見つけてくださいね。
仕上りがこちらです。
「ライトマット肌」の素肌のような透明感が美しい肌質と、肌に溶け込む「パウダレスチーク」、そして透け感のある「ナチュラルアイズ」と、2016秋冬トレンドメイクのキーワードが絶妙にバランス良くマッチしています。ぜひ4つのキーワードをきちんと抑えて、「可愛い」から「大人っぽい」へのシフトチェンジを図ってみてください。
これまで全4回に渡り、2016秋冬のメイクトレンドを資生堂ヘア&メーキャップアーティスト・向井志臣さんにレクチャーいただきました。どんなジャンルのファッションにも合わせられますし、リップをナチュラルに仕上げればオフィスにも対応可能です。早速実践してみてくださいね。
text & model:麗子 photo:Akihiro Itagaki メイク監修:向井志臣(資生堂) 衣装協力:DRWCYS
2016/10/31| TAGS: 2016秋冬
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