資生堂『マキアージュ』のTVCMや広告のメイクを担当、『東京ガールズコレクション 2016A/W』でメイクを監修した資生堂ヘア&メーキャップアーティスト・向井志臣さんが挙げてくれた、2016秋冬メイクの最旬トレンドキーワードは、
「ライトマット肌」「パウダレスチーク」「ナチュラルアイズ」「赤リップ」
の4つでした。前回の「パウダレスチーク」に続き今回はアイメイク「ナチュラルアイズ」について解説していただきます。
|透け感とスモーキーさがキーとなる2016秋冬流「ナチュラルアイズ」
「ナチュラルアイズ」とはネーミング通り“ただ自然に見せる”ということではありません。今シーズンの場合、アイメイクはテクニックを使った ヌーディー感や、透け感のある強めのカラーがトレンド。またグリッターもポイント使いすることで今年らしさがアップします。
【How to Make-up】
(1)アイシャドウはベージュや赤みブラウンなどの定番カラーに、透け感のある濃いカーキなどを合わせてワントーンっぽく仕上げるのがポイント。グラデーションではなくワントーンで仕上げることで、トレンドのスモーキーさを引き立たせましょう。
【使用製品:マジョリカ マジョルカ マジョルック(イルミネーター)BR788、マジョリカ マジョルカ ラッシュエキスパンダー ディファインブラック BK999】
(2)アイシャドウでスモーキーさを演出しているため、目元がぼやっとしないためにアイライナー・マスカラで目のフレームをとります。キリッと引き締まる印象にみせるには、色味はブラック。アイライナーとマスカラは「漆黒」を選びましょう。ただしアイラインのやりすぎは厳禁です! まつ毛を埋める程度で適度にフレームを軽くとる感じで充分です。
仕上りがこちらです。
先シーズンまでは「リップに重きを置き、アイメイクはナチュラルに仕上げる」というのがトレンドでしたが、2016秋冬は逆です。ただ、気分によっては目元を印象的に見せたいときもあるはず。そんなときも忘れたくないのが、この2つのキーワード「ワントーン」と「スモーキー」。「可愛い」から「大人っぽい」にシフトチェンジしている傾向から、ギャルっぽくならないように注意しましょう。
またリップとのバランスがよくなるよう、どちらかを印象的に見せたいときはどちらかを抜く、ここに気をつけて実践してみてください。
>>次回は「赤リップ」についてお伝えします。
text & model:麗子 photo:Akihiro Itagaki メイク監修:向井志臣(資生堂) 衣装協力:Ungrid
2016/10/25| TAGS: 2016秋冬
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