年齢を重ねていくと徐々に気になってくるのが“ほうれい線”が現れる原因ともなるフェイスラインの“たるみ”。これは“表情筋”の衰えだけが原因ではないことをご存知でしたか? 実は身体の筋力不足や固さも“表情筋”を衰えされる原因の1つ。そして特に“表情筋”と関連している筋肉の1つが“内ももの筋肉”「内転筋」と言われています。
内ももの筋肉と顔の筋肉。一見すると関係ないように思えますが、身体の中の筋膜は繋がっています。そこで今回は“表情筋”と関係の深い「内転筋」にアプローチする簡単ストレッチを紹介します。
|内転筋ストレッチ
「内転筋」は股関節の柔軟性に関係する筋肉ですから、しっかり刺激することで股関節周りの柔軟性も高まり、骨盤のゆがみや姿勢の改善につながると同時に、もちろん美脚効果も得られます。
(1)床に膝をつき、片方の足を前に出し、もう片方の足を後ろに下げる。
【このとき、後ろ足をなるべく後ろへ下げるのがポイント】
(2)そのまま肘をついて、前にかがみこむ。
【このとき前に出した足の内側が伸びていることを意識してください】
この(2)の姿勢を30~40秒キープし、左右交互に3セット行います。筋肉を伸ばすときはゆっくり息を吐きながら行ってください。
また身体の硬い方は、前に手をつくだけでもOKです。身体の柔らかい方や内転筋の伸びを感じにくい方は、前に出した足を外側にひねると、よりストレッチ効果を感じられます。
日々積み重ねる習慣がいつまでも若々しい印象の表情と身体をつくる鍵になります。手軽にできるストレッチなので、ぜひ入浴後や寝る前の習慣にしてみてください。
photo:Akihiro Itagaki ストレッチ監修:Dr.ストレッチ上田夕子(銀座二丁目店)
2016/11/23| TAGS: beauty
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