東京から飛行機で約4時間とアクセス抜群、さらに絶品のグルメを楽しめる台湾。週末バカンスの渡航先として大人気の台湾へ出かけてきました。今回はポピュラーな台北ではなく、地元でも観光都市として人気急上昇中の宜蘭県と高雄市を訪問したので、その注目スポットを紹介。
【前編】は台湾の北東部に位置し、豊かな自然や美食そして台湾有数の温泉街も有名な「宜蘭県」にスポットを当てます。
|宜蘭県の歴史と風俗に触れる「蘭陽博物館」
まず最初に訪れたいのが、宜蘭県で一際目立つ建築物が「蘭陽博物館」。建築はヴィヴァルディのバイオリン協奏曲「四季」がテーマとのこと。壁面には協奏曲の「春」「夏」「秋」『冬」四章楽章の音符が幾重にも重なった質感の石材で表現されているそうです。
ここでは宜蘭県の歴史と風俗をテーマにした展示物を通して、宜蘭県について詳しく知ることができます。
|雄大な自然に触れる「五峰旗風景瀑布区」
“蘭陽八景”の一つに数えられる礁渓郷西側に位置する「五峰旗風景瀑布区」は地元の方も家族連れで訪れる憩いの場所。最も著名な「五峰旗の滝」を全長は100mあり、その荘厳な水の流れに時が経つのを忘れるほど見入ってしまうこと間違いありません。
【タロイモのアイスクリームを米粉のクレープでラップしたB級グルメも有名】
|台湾ビーフンの聖地「虎牌(タイガー印)ビーフン産業文化館」
台湾の伝統的なグルメの1つが「ビーフン」。この虎牌(タイガー印)ビーフンは日本のスーパーなどでも販売されていることでもお馴染み。また台湾唯一のオートメーションシステム採用のビーフン工場としても有名だそうです。
ここではビーフンの歴史を知る展示を見学したり、昔の台湾の街並を再現したスポットで調理体験や試食もできます。
|鴨の魅力を文化として堪能する「博士鴨観光工場」
「博士鴨」は宜蘭で最も有名な鴨肉のショップ。鴨ステーキ、鴨ハム、鴨脚、鴨肉のスライス、バーベキュー用鴨、さらには各種の餡を練りこんだ肉巻きなどさまざまなメニューを展開しています。
この観光工場では、調理&試食体験をはじめ、鴨養殖の技術や文化、鴨料理の歴史、鴨の活用法など“台湾の鴨文化”をさまざま見学することができます。
|サイクリングで観光スポット巡り「冬山河自行車」
冬山鉄道駅から親水公園まで冬山河湖畔沿いにある自転車専用道路は片道約8キロのコース。冬山河の美しい景色を楽しみながら、「冬山河親水公園」や「国立伝統芸術センター」などの観光スポットに足を延ばせます。
|絵本の世界に迷い込める「ジミー広場」
宜蘭県出身の絵本作家ジミー・リャオの作品のオブジェで埋めつくされたアートスポットが宜蘭駅すぐそばの「ジミー広場」。彼の作品に登場するオブジェが多数展示されているので、旅の思い出写真撮影にぴったりです。
|美しい景色と美味しいコーヒーを楽しめる「伯朗咖啡城堡咖啡館」
小高い山の上に位置する「伯朗咖啡城堡」は台湾でよく見かける「Mr.BROWN COFFEE」のフラッグショップ。窓から海中に浮かぶ龜山島を望みがらいただくコーヒーは至福のひとときになること間違いなし。
美味しいコーヒーとともに宜蘭外澳に広がる景色を楽しめます。
|足湯を楽しみたい「湯圍溝公園」
温泉地として名高い宜蘭県で足湯を気軽に楽しめる「湯圍溝溫泉公園」。ぬるめのお湯から熱めの湯までお好みの温度で足湯を無料で楽しめます。足湯以外にも、男女混浴浴場、温泉魚SPAもあるので、観光で歩き回った後の癒しのひとときを楽しみたいスポットです。
|ナイトライフは「羅東夜市」で満喫
ナイトライフを楽しむなら「羅東夜市」がオススメ。塩味の米苔目(中太米麺)、カモの燻製、肉羹(とろみ肉スープ)、龍鳳腿(台湾式揚げ肉巻き)など、さまざまな屋台が林立しているのでB級グルメを堪能しましょう!
|交通機関も賢く利用しよう
短い時間で思う存分観光を満喫する際にポイントとなるのが、どのように交通機関を利用するかがポイント。そのためには“なるべく無駄なお金と時間を節約”することが大切です。
私たちが台湾への渡航に今回利用したのはLCCのジェットスター。成田発21時40分の便であれば、午前1時(現地時間)くらいに台北(桃園空港)へ到着します。
【片道運賃は「東京(成田)¥6,750~、大阪(関西)¥4,950~、 名古屋(中部)¥4,800~」とお手頃な価格設定】
【機内では東京・自由が丘「ジュノエスクベーグル」のベーグルや成田山表参道にある老舗和菓子店「なごみの米屋」のどら焼きなどの限定メニューが楽しめます】
渡航費を抑えれば、 ランクアップしたホテルの宿泊が可能になりますし、ポピュラーな台北だけでなく今回した宜蘭県ように、今後注目の観光スポットへ足を延ばすことも可能です。
ちなみに宜蘭県へは台湾(桃園空港)から高速バスで約1時間で到着しますので、夜出国の便を利用すれば朝から観光を満喫できます。また観光スポットを結ぶ観光バスが常時運行していますので、このバスを利用することで今回紹介した観光スポットを効率良く巡ることができます。ちなみにバスの車内ではWi-Fiも無料で利用できますよ。
取材協力:ジェットスター、宜蘭県
2016/12/24| TAGS: lifestyle
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