ヘルシーなボディづくりにおいて血流促進や代謝UPに役立つストレッチはもはや定番になってきましたが、日々続けているとどうしても飽きが来てしまうもの。そこでオススメしたいのが、家族やパートナー、友達など他の人と2人ペアで行う「ペア・ストレッチ」です。
お互いコミュニケーションをとりながら行うので、普段体を動かす習慣がない方でも、励まし合いながら楽しくできて継続させやすいのが嬉しいポイント。しかもセルフストレッチよりも負荷がかかるので効果も倍増しちゃいます。
今回は“美脚効果”にフォーカスした基本のペア・ストレッチ法を紹介します。
|美脚効果倍増。ひざ下のむくみと疲れを癒す「前脛骨筋ストレッチ」
春の訪れとともに服装も徐々に露出が増えてくるこの時期ですが、そんな時とても気になるのが足のむくみ。それにヒールや底の固いシューズで歩き回らなければならない日などはだるさも増します。
そこでストレッチでアプローチしたい筋肉が、すねの前側にある「前脛骨筋(ぜんけいこつきん)」です。前脛骨筋をストレッチをすることは、足がつるのを防いだり、むくみの緩和、膝下のアーチ形成や維持にもつながります。また、アキレス健への負担も軽減できるので、最近体重が増加気味という方にもオススメのストレッチです。
【準備(ストレッチされる側)】
(1)両脚を前に伸ばして座る
【手順(サポートする側)】
(2)ストレッチされる側の足首下に丸めたタオルを置く
(3)伸ばしている脚のふくらはぎ上部と甲に手を添えて、足の甲側を押しながらすねの脇を膝方向に伸ばして30秒程度キープする
【手元のクローズアップ。サポートする側は腕に体重をかけ過ぎないよう注意しましょう】
(3)が終わったら反対側の脚も同様に行って1セットとなります。左右で3セットを目安に実践しましょう。前脛骨筋は自分では伸ばしにくい筋肉で、固くなったまま放っておくと転びやすくなったり、怪我の原因につながることもありますから、しっかり伸ばすことをぜひ習慣づけしてください。
ペア・ストレッチで最も大切なのは、相手との ”コミュニケーション” と “思いやり”。特にサポートする側はアプローチする筋肉が伸びているのかどうかしっかり確認して、時折「痛くない?」と声をかけたり、優しく補助的に行うのがコツです。体を動かしながらコミュニケーションを上手に行うと、不思議と心も繋がるはず。 深呼吸をして、ふーっと吐きながらツラい箇所を伸ばして1日の疲れを一緒に吹き飛ばしましょう!
text:下重佳奈子 Kanako Shimoshige ストレッチ監修:上田夕子(Dr.ストレッチ銀座二丁目店)
2017/03/29| TAGS: beauty
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